舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

よし子さんと映画「君の名は。」を観てきました。それにしても、今年の邦画は豊作すぎて最高すぎないか!!

2016-09-15 13:53:44 | Weblog
9月12日(月)に、よし子さんと話題の映画「君の名は。」を観てきました。
ちなみに、よし子さんとは去年のカルチャーMIXフェスタで知り合ったので、せっかくなのでそのリンクを・・・(いい加減しつこい)

と言いつつ、ちゃんとリンクを貼る。
【スタッフ・イラスト出展します】 『カルチャーMIXフェスタ2016』 N-Art Communication(ステージ)/Emotional Hearts(作品展) (11/5~6 万代市民会館)



さてさて、そんな訳で、よし子さんと「君の名は。」を観に行って来たのでした。





こちらは、映画を観る前のちひろ。(撮影 よし子さん)





そしてこちらは、映画を観た後のちひろ。(撮影 よし子さん)





ちなみにこちらは、映画を観た後のよし子さんです。(撮影 ちひろ)



心なしか、二人とも哀愁を帯びています。



よし子さんとは去年の「パシフィック・リム」の4DX上映以来、たまに映画を観に行く仲です。
特にここ最近は月一くらいのペースで映画を観に行っていて、今年は「雨女」、「貞子vs伽椰子」、「シン・ゴジラ」に続いて、今回の「君の名は。」で4本目なんですが、映画を観た後にあれこれ語り合って帰って来ます。



で、今回観て来た「君の名は。」でしたが、面白かったです!
本当は感想をちゃんと文章にまとめたいところなんですが、面倒くさいので時間がないので、ひとまず今回は映画を観た直後の僕のツイートを並べておきます。



・「君の名は。」面白かったです。新海誠監督は好きなんだけど映画館で見られたのが初めてで嬉しかったですね。僕は「秒速5センチメートル」のラストで毎回「おい!おい!ああああああ!!!!」って映画の中に話掛けたくなってしまうんですが、それを踏まえて見るととても感慨深いラストだった・・・

・「君の名は。」を見て思い出した作品は「転校生」だったり「時をかける少女」だったり「マインド・ゲーム」だったり「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」だったりしましたが、一番思い出したのは乙一の「Calling You」って小説です。




まあ、大体こんな感想です。



で、ですね、これ以降に「君の名は。」についてここはどうだったあそこはああだったと感想を掘り下げていってもいいんですけど、面倒くさいので長くなるので、僕が今思っていることを簡潔にまとめますとね・・・
今年の邦画、豊作すぎて最高すぎないか!?ってことです!!



いや、今年は「シン・ゴジラ」が大ヒット! と思ったら、その後に公開された「君の名は。」がそれ以上に大ヒット! と、すっかり「シン・ゴジラ」&「君の名は。」フィーバーが起きてまして、それはもう邦画が好きな人間としては嬉し過ぎる展開なんですけど、俺が言いたいのは、他にも今年は素晴らしい邦画がたくさん観られて幸せだなあ!ってことです。
たとえば、「貞子vs伽椰子」だって、「アイアムアヒーロー」だって、全然フィーバーに匹敵するくらいの超絶大傑作だと思うんですよ!それぞれ、ジャパニーズホラーと、和製ゾンビ映画の歴史的な名作だったんじゃないでしょうか!?

あと、いきなり変化球になってきますけど、「シン・ゴジラ」が超正統派怪獣映画だとしたら、ある意味それの間逆なんだけどそれと同じくらい特撮愛、怪獣愛に溢れまくってた怪獣コメディ映画「大怪獣モノ」だって、本当に大傑作だと思うんですよ!
「シン・ゴジラ」が怪獣の脅威とそれに立ち向かう人々を真っ正面から描ききった大傑作なら、「大怪獣モノ」はウルトラマンに代表される着ぐるみ怪獣とヒーローのガチプロレスの楽しさを、B級バカ映画で有名な河崎実監督が全力で描ききった大傑作なんです!

それと、これもかなり変化球ですけど、「君の名は。」では男女の恋愛も描かれていますが、女の子同士の恋愛をこれでもか!と描きまくった「キネマ純情」だって、僕は大傑作だと思っています!
「片腕マシンガール」や「デッド寿司」、「ヌイグルマーZ」などの、B級バイオレンス映画(しかし女の子はめっちゃ可愛く撮る)で有名な井口昇監督が全力で青春映画を撮るとこんなぶっ飛んだ映画になってしまうのか!(しかし感動する)という素晴らしい意欲作だったのではないでしょうか!

あと、俺が今年観たってだけで本当は去年の映画ですが、海外ボランティアの若者を描いた青春映画「クロスロード」も、昨年の色々な映画祭で話題になった4人の女性の生活を超丁寧に淡々と描き続けた5時間17分に及ぶ超絶大長編(なのにまったく最後まで飽きない)「ハッピーアワー」も、これも昨年の様々な映画祭で話題になった富士宮の実際の不良を集めて超低予算でゲリラ撮影したにも関わらず暴力の恐ろしさをこれでもかと描きまくった超絶問題作「孤高の遠吠」も、本当にどれもこれも大傑作すぎたと思います!
さらに、今年はいいドキュメンタリー映画にたくさん出会えていて、新潟の越後妻有の淡々と撮影しただけなのに大きな感動に包まれる「風の波紋」も、認知賞になった母親とその娘を愛を持って密着取材した「徘徊 ママリン87歳の夏」も、生前は世界的なファッションモデルだった山口小夜子さんに再びスポットを当てた「氷の花火~山口小夜子」も、瀬戸内海の牡蠣工場を淡々と撮影しているだけなのに色々な発見のある「牡蠣工場」も、佐村河内守さんのテレビには映らない姿に映画ならではの視点で密着取材した「FAKE」も、ミュージシャン遠藤ミチロウさんの震災前後のライブ活動に密着取材した「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」も、大阪市西成区釜ヶ崎で38年にわたり活動を続ける「こどもの里」に密着取材した「さとにきたらええやん」も、本当にいい映画ばかりで、今年は邦画のドキュメンタリーが本当に豊作だなあって思います!



いやー、去年は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」、「ジュラッシク・ワールド」、「スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒」などなど、素晴らしい洋画をたくさん観られて、洋画が豊作の年だなあ!なんて思っていましたが、それに対して、今年は邦画がすごいぞ!って思います!
と、もはや途中から「君の名は。」とは全然関係ない今年観た邦画の感想を長々と書いてきましたが、僕の愛が伝わったでしょうか!?

寧ろ、「君の名は。」の感想が読めると思ってこのブログを開いた方が今年は他にもこんなに素晴らしい邦画がたくさんあるぞってことがご理解いただけたら、そりゃあしめたもんです!
今年の邦画はすげえぞ!「君の名は。」だけじゃないぞ!って僕の気持ちが少しでも伝わったなら幸いです。



そもそもですね、今年は「シン・ゴジラ」&「君の名は。」フィーバーで今まで以上に邦画への注目が高まってる感じしますけど、もっと言えば、邦画は今までだってずっと頑張ってきた!面白い邦画は今までもこれからもたくさんあるぞ!ってことが僕は言いたい!
ここ数年間に俺が観てきた好きな邦画を無理矢理まとめるなら、「この空の花」も「アイドル・イズ・デッド」も「地獄でなぜ悪い」も「ペコロスの母に会いに行く」も「サッドティー」も「おんなのこきらい」も「テレクラキャノンボール」も「あの娘、早くババアになればいいのに」も「幕が上がる」も「百円の恋」も「あん」も「野火」も「ローリング」も「ラブ&ピース」も「私たちのハァハァ」も「恋人たち」も狂おしいほど大好きなので「最近の邦画はクソ」って意見を目にすると「んなわけねーだろ!」って思います!!



という訳で、俺の邦画対する暑苦しい気持ちをつづったブログでした。





最後に、邦画がヒットするには何か法則があるのではないか!?という観点から、今年の大ヒット映画「シン・ゴジラ」と「君の名は。」の共通点を列挙しつつ、半ば強引にヒットの法則を探ってみたいと思います。



「シン・ゴジラ」と「君の名は。」の共通点

・上空から何かが降ってこようとしていて、その被害から人々を救おうとする下りがある
・重要なキャラクターが東京を目指す下りがある
・逆に、東京から地方を目指す人も登場する
・景色のいいところで男女が会話するシーンがある
・イケメンがペットボトルの水を飲むシーンがある
・作戦会議のシーンでアガる
・作戦会議ではパソコンをカタカタする
・爆破シーンでアガる
・電車が並走するシーンでアガる
・電車が吹っ飛ぶ



まだあったら教えてくれ!
ひとまず以上!



邦画頑張れ!!







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