
3/25(月)、シネ・ウインドで『恋のしずく』を観て来ました!
予告編はこんな感じです!
本当はワインの研究がしたい農大生の女の子が、手違いで広島の酒蔵へ研修に行くことになってしまい、最初は日本酒も酒蔵の伝統も受け付けない彼女が、酒蔵の人達との交流によって少しずつ大切なことに気付いていく…という映画です。
人の心のふれあいと成長を丁寧に描いた、これぞいい日本映画!って感じの映画で、観ていて気持ち良かったです。
何もかも台詞で説明してしまうタイプの日本映画もありますが、この映画はちょっとした台詞や細かい演出で人の成長や心境の変化を描いていて、本当に丁寧に作られたいい日本映画だなと思いました。
特に主人公に関しては、彼女自身が変わることで、周りの人も世界の見え方も変わっていくという描き方をしているストーリーがとても素晴らしかったと思います。
また、ワインの道に進もうとした主人公が日本酒に出会ってしまったり、二人の間で気持ちが揺れ動くラブストーリー的な展開があったり、この映画では主人公が色々な選択肢に直面する場面が多いんですよね。
映画を観ながら、そうか、人はこうやってたくさん迷いながら自分の選択をする中で大人になっていくんだな、と思いました。
映画初主演の川栄李奈さん、元AKBということもあり、意味アイドル映画的な魅力もありました。輝いてましたね。劇団EXILEの小野塚勇人さんも人間臭さが溢れていて魅力的でした。
そして、昨年亡くなった大杉漣さんも出演しているんですが、ストーリーの中でも、またこの映画自体も、みんなが彼の想いを継承しているように思えて、そこにもすごく感動しました。