3/25(月)、シネ・ウインドで『バスキア、10代最後のとき』を観て来ました。
予告編はこんな感じです。
1970年代、経済が崩壊し犯罪と暴力が横行する無法地帯と化したニューヨークで誕生したグラフィック・アート。
その中でバスキアがグラフィティ(落書き)から世界を変えていくアーティストとなっていく様子を、当時を語る多くのインタビューで追ったドキュメンタリー。
混迷した時代の中でも(いや、だからこそ)人々は表現活動を求めてストリートからアートが生まれ、やがて本当に世の中を変えてしまうという熱狂が、リアルな声によって伝わってきました。
アメリカと日本、ドキュメンタリーと劇映画という違いはありますが、個人的には昨年観た、1969年の若松孝二監督たちを描いた「止められるか、俺たちを」をちょっと思い出しました。
とにかくノンストップで色んなインタビューや映像が次から次に登場する情報の洪水みたいな映画で、その中で正しい/正しくないとかを超越した、アートという表現の価値とは何なのか?っていう普遍的な命題を突きつけられる映画でした。
あと、ドラッグカルチャーも出てくるから、ドラッグ問題が問われてい」る今の日本でこそ観るべき!