何が起きるか分からないから人生は面白い。

落葉松祭でした。
前に書いたように、女装コンテストに出場したのですが・・・


・・・なんと、優勝してしまいました！


予想外に似合ってしまったらしいのです。誰より自分自身が完全に予想外です。

これもひとえに衣装を貸してくれたＹさんと、化粧をしてくれたＡさんのお陰。
この場を借りて感謝の言葉を述べさせていただきます。ありがとうございました。

女装コンテスト出場者は7人いましたが、ほとんどが知っている顔で、かなり内輪な雰囲気でした。
食料生産科学科からは俺を含めて3人出場していたのですが、その3人が全員ベスト4入りと言う驚きの展開でした。
みんなそれぞれ女装だけじゃなく、何かしらの芸を披露しているところが面白かったです。
異様な盛り上がりでした。

出場してみて実感した事は、人前でアドリブで話したりネタを披露したりするのは本当に難しいということでした。
テレビに出ている芸人さんたちは、人並み外れた努力をしているという事がすごくよく分かりました。




女装仲間達と記念撮影。左下が俺です。

俺の隣にいるかなり際どい、と言うか完全にアウトのＹくんのパフォーマンスは凄かったです。
最初からワイシャツと超ミニスカート（実はただの布を巻いただけのもの）で登場したと思ったら、いきなり「暑い」と言って脱ぎ出し、女性用の黒い下着だけになって踊りだした彼（彼女？）は完全に芸人のようでした。
「キモイ」と言われてはいるものの、実はそのキモさが求められていたりするような、本当に自分に求められているものが何かを忘れない彼のサービス精神には感服です。
もはや芸術の域です。

女装コンテストの後、女装したままＹくんと2人で落葉松祭を練り歩きました。
色んな人から一緒に記念撮影してと言われました。
途中でカツラ交換とか、アホなことばかり出来て物凄く楽しかったです。
いつしか彼の股間にはチップが・・・　（写真の掲載は自粛します）
そして俺は何故か女装をしたまま、そんなに話したことのない教授から胸を揉まれました。

そもそもこうなったのは、Ｙくんが間違って俺が出場すると実行委員に伝えたためです。
人生、何が幸いするか分かりません。
そう、これは新しい自分との出会いです。