一つ前の記事「何が分からないか分からなかったら、何が分からないか分かりませんって言えばいいじゃん!」の続きのようなものです。
えーと、元ニートだけどバイト頑張ってるよ、って話です。
自分にとって一番の目標は、すごく当たり前のことなんですが、「仕事を休まず、ちゃんと出勤し続けること」
なに小学生レベルのこと言ってんだよ!って感じですが、小学生レベルの問題というのが、僕にとってはすごく大きな障害だったりする。
というのも、過去に俺は仕事に行くのがすごく苦痛で、無断欠勤したこともあるしクビになったこともあるんですね。
これだけ聞くととんだクズ野郎なんですけど、実はこれには病気が密接に絡んでいたりする。
病気で上手く働けないといことはここ数年間ずっと悩んでいたんですが、その原因はイマイチはっきりしなかった。
ですが、ここ最近になって、その原因は大きく分けて、「作業・処理が遅い」「仕事での成功体験が少ない」の二つにあることが分かって来た。
ちょうど6月28日に受けたカウンセリングでその話をしたばかりなので、せっかくなので覚えてるうちに書いていきます。
(長いんで読み飛ばしてもいいよ)
一つ目の「作業・処理が遅い」というのは、去年、知能検定を受けて分かったことです。
俺、知能検定の結果は比較的高かったんですが、「作業・処理」に関する能力だけがずば抜けて低くて、すごく能力が偏ってるらしいんですね。
要するに「頭は悪くないのに仕事が出来ない奴」ってことで、あんまり理解を得られないタイプの人間らしいです。
ぱっと見真面目そうなのに、仕事の覚えが異様に悪いというマイナスギャップで、真面目にやってないと思われてしまうという損な人間ですね。
で、多分それが原因で起こってると思われるのが、二つ目の「仕事での成功体験が少ない」こと。
仕事で言われたことをちゃんとこなしたり、他人から認められた、みたいな体験が全然ないから、自信がないってやつですね。
いや、そんなに自分の仕事に自信持ててる人もそんなにいないとは思うんですよ。
ただ俺の場合さっき書いたような問題とかがあって、どうしても自分が仕事をちゃんと出来ると思えないんですよね。
そもそも就活というものを始めた時はもっと精神的にヤバかったですから、仕事に対する恐怖心は人一倍ありました。
それを何の成功体験も出来ないままひきずって、ここまで来てしまった、ということのようです。
それを克服するのに必要なのは、取り敢えず簡単な仕事でいいから一年以上働くことである。
というのは松本で通っていた精神科医から言われたことです。
そしてようやく、一年以上続けられそうなバイトに出会えたなあ、という感じです。
だから、俺は何があろうと仕事をやめるわけにはいかないし、やめたくもないんだぜ!
最近見た札幌ハムプロジェクトさんのお芝居「ピノチオのひげ」に出て来た、すごく好きなシーン。
(あ、ハムプロさんの感想は後でまた書きますね)
ダメなコンビニバイトが店長からすごく怒られるというコントみたいなシーンの中で出て来たすごい台詞。
「俺バイトすぐクビになるんでこのバイトだけはクビにならないって決めたんすよ!」
このセリフ、好きなんだよなあ…
コントみたいなシーンで会場大爆笑の中、俺だけ「これ、あるあるだな~・・・」と妙に冷静に舞台を見つめていました。
てか、こんだけストレートに気持ちを言えたら、大したもんですよ!
この劇の中で彼はバイトをクビになっちゃったけど!
まさに今、そんな気持ちです!
だから、俺は仕事がどんだけ遅くても、失敗しても、何度怒られても、副チーフから保冷室に呼び出されて、
「君さあ、今何歳だっけ?27歳でしょ、いい歳してそれあヤバいぜ。君より若い学生の方がよっぽど真面目に働いてるじゃん。仕事に対する考えが甘いんだて。何?何か言いてえことあるんなら言ってみ?ん?はっきりしゃべれて!」
とか言われても、俺は全然気にしないし、バイトをやめるつもりなんて全くないんですよ!
何度も言いますが、職場で怒られたりする以外は、仕事自体は結構好きなんですよね。
頑張るぞー!!
お会いしたことも無いし、ハンニャ山田さんから間接的にリスペクト(笑)という話を伺ってるだけなのですが、その意志に、その勇気に。影ながら、心からエールを。
ありがとうございます!
思いがけずコメントいただけて嬉しいと同時にびっくりしてます。
そしてハンニャ山田さんがそんな風にお話しされていたとは…
今後お会いすることもあるかと思いますので、その時はよろしくお願いします!