バイトの話。
写真はバイトの帰りに撮った青空です。
今年は長いことニートだった俺ですが、5月11日からようやくバイトを始めました。
詳しくはこちら「さよなら、ニートライフ」
それで、みっくすじゅ~す倶楽部『Crimers Hi↑』が終わった翌日の6月24日もバイトがあって、普通に行って来ました。
これ、普通の話なんですけど、僕の中ではかなりの成長だなあと!
というのも、今までは演劇の翌日のバイトは、本当につらかったんです。
あまりに辛いから出来るだけ休みを取るようにしていたんですけど、休みが取れない日もあり、とてもつらかった。
今だから言いますが、無断欠勤したこともあるし、それが原因でバイトをやめたこともあります。
そもそも、今まで出演した演劇の半分くらいは、無職でしたからねえ…
なので、今回こうして演劇しながらちゃんとバイトに行けたとおいうことは、自分にとってすごく大きな一歩なんですね。
小学生レベルの話って気がしますが、小学生レベルの問題が俺にとっては大きな障害なわけで、ここを克服しないことには先に進めないですから。
実際、「小学生レベルだぜそれ!」って副チーフから保冷室に呼び出されて怒られたこともあります。
そうそう、職場では相変わらず怒られてばかりいる俺ですが、大抵は副チーフから保冷室に呼びされるんですね。校舎裏かよ!
最近はもう、どんだけ仕事が出来なかろうが、何回怒られようが、保冷室に呼び出されようがやめないと覚悟したので、何言われようがわりと平気です。
そういう謎のメンタルの強さはあります。
あ、勘違いされては困るんだけど、仕事に対する苦手意識がすごいってだけで、仕事が嫌いって訳では決してないからね。
寧ろ、今の仕事内容(スーパーで野菜を売る)は好きな方です。
それと、仕事中に俺がよく注意されることで、「分からないのにどうして聞きに来ないんだ!」っていうのがあります。
「どうせ仕事出来ないんなら、分からないことのある度に危機に来いよ!失敗する前に聞けばいだろ!」ってことです。
これって、演劇にも通じることだなあって思ったんですよね。
演出を受けながら「これ、どういうこと?」って思うこと、ありますよね。
そういう時に、僕は自分なりに考えたりしてみるんですけど、多分それだけではダメなんですよね。
演出家にちゃんと聞かないといけないってこと。
演出家と役者、お互いの疑問点を一つずつ潰していく、一つずつ理解し合っていく、っていうのがすごく大事だなと思うんですよね。
モヤモヤした疑問が残ったまま、本番を迎えてはいけない。
で、たまに「なんか、モヤモヤする…。でも何が分からないか分からないから、何て聞けばいいか分からない」ってこともあります。
そういう時、俺は本当に混乱というか、どうしたらいいか分からずモヤモヤしながら考えていたんですが、今では分かります。
何が分からないか分からなかったら、
何が分からないか分かりませんって言えばいいじゃん!
これ、すごく格好悪いことだし、こんなこと言ったら「もっと考えてから聞きに来いよ!」って言われたりするかもしれません。
でも、モヤモヤ悩んでるより実はすげー手っ取り早いし、モヤモヤしたまま本番を迎えるよりは百倍いい。
聞くは一時の恥、聞くかぬは一生の恥、なんて諺もありますし。
いやー、思いがけない場所で、演劇について発見がありますなあ…
…なんてことを、職場の保冷室の中で副チーフから罵声を浴びせられながら思いました。