本番前は死にそうに苦しみ、本番後は死んだように眠る。

大変ご無沙汰しておりました。
お久し振りです。

もう終わって一週間も経ってから今更な感じですが・・・
「メガ×ネブ」公演終了いたしました。

会場に足を運んで下さった皆様、
直前に頼み込んで引き受けて下さったスタッフの皆様、
本当にありがとうございました。

こんなに本番直前まで追い込まれた公演は初めてでした。
このブログおよびＢＬＵＥＳブログの急激な更新頻度の低下が、それを物語っております。

それでも、多くの方に無理なお願いをして、その方々の協力があって何とか成功した今回の公演です。
今後、何らかの形で恩返しして行きます。ええ、必ずや。

それでも、「メガ×ネブ」は楽しかったです。
本番直前まで死にそうでしたが、本番中は好き勝手に遊んでいました。
こんなに舞台上で何も考えずにやりたい放題やった芝居は初めてです。

公演が終わってからと言うものその反動で、毎日可能な限りの時間を睡眠に費やしておりました。
夜勤のバイトの反動で、完全に昼夜が逆転しました。
おもケンから連絡が来た時に、「死んでるんじゃないかと思って心配した」って言われました。

生きています。


ま、真面目な話はこのくらいにして、ＢＬＵＥＳエピソードのコーナー。

この絵に見覚えのある方はいますか？



これは、「メガ×ネブ」で使われた俺の彼女「さちよ」の顔です。
言わずもがなですが、モデルは俺の顔です。
これを安物のダッチワイフにくっ付けて、「さちよ」という小道具は作られていたのです。

この似顔絵は、レイさんが書いてくれました。
本番前にステージ上で向かい合ってレイさんから似顔絵を描いてもらっていたのですが・・・

描きながら、レイさんがぼそっと一言。

レイ「気持ち悪いな・・・」

俺「ちょっと、人の顔見ながら気持ち悪いとか止めて下さいよ」

レイ「違うよ。チヒロの顔じゃなくてこの絵がだよ……

……

……これチヒロの顔だった！」


結局俺の顔が気持ち悪いんじゃないか！！

顔のことは芝居の中でもかなりネタにされていましたね。
初めて自分が濃い顔で良かったと思った、23の冬でした。