
1/11(土)、砂丘館へ「新春神楽めぐり2025」を見に行ってきました。
新潟市北区の高森神社に伝わる、高森いざや神楽保存会の皆さんによる神楽です。
もともとは毎年5月と10月に高森神社で舞われていたものを、舞踊家の堀川久子さんが見て感動して声をかけ、毎年お正月に旧齋藤家別邸と砂丘館でも舞うことになり、今年で20年目になるそう。
個人的に2021年に見て以来だったので、久し振りに見に行けました。





笛と太鼓の音色に合わせ、最初は獅子頭をつけた方が一人で舞っているのですが、途中で天狗のお面を付けた方と一緒に舞い、最後には4人がかりで大きな幕の中に入って大きな獅子となる。
砂丘館「新春神楽めぐり2025」
— ちひろBLUES (@Chihiro_BLUES) January 13, 2025
4人がかりによる獅子舞は、本当に生きた獅子のような大迫力だった。本当に見に行けて良かった。 pic.twitter.com/UPCHMtSYU5
その舞いはまるで本当に生きた獅子のような迫力でした。
そのあと、その獅子は客席に歩いてきて、一人ずつ観客の頭を噛んで無病息災を祈る。
面白いのは、お金は入場料ではなくあくまで参加料として、受付ではなく頭を噛んでもらった時に一人ずつ口の中にお渡しするのです。

僕も噛んでもらって一年の無事を祈ってきました。
最後に4人で刀を使った厄除けの舞いも披露、歴史ある伝統芸能を目の前で見て、実際に触れる、素晴らしい体験になりました。

床の間には、堀川久子さんが以前砂丘館で被って舞っていた、熊の毛皮が飾られていました。
これもまた、神楽にも通じる、自然に対する畏敬の念を感じます。

そして、小さな和室には、お正月らしい羽子板が飾ってありました。
というわけで、2025年もよろしくお願いします。