11/8(金)、楓画廊「楓画廊24周年祭」を見に行ってきました。
楓画廊に縁のある5人の作家さんの展示でした。
田中幸男さんは鮮やかな絵具をキャンバスに勢いよく描き、色の並びや筆跡から絵を描くことの楽しさが伝わってきました。
柄沢恭治さんは鉛筆の緻密な線の集合体をまるで蠢く生命のように表現していて、今回はそれが龍などの動物の形になっていました。
相川恵子さんは色とりどりの絵の具でデフォルメされた人物画を描き、特に顔がどれも極端に歪んでいて、人間の内面にある心を表現しているようでした。
江原正美さんは抽象的な空間に人間のような存在が浮かび上がり、まるで幽霊のようでした。
星奈緒さんは緻密で優しい色の塗り重ねでリアルな人物画を描いていました。
楓画廊は今の場所になってから通うようになりましたが、ここで知った作家さん達の作品にまた出会えて良かったです。
これからも楽しみにしています。