羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

手裏剣戦隊ニンニンジャー 3

2015-05-11 22:28:34 | 日記
八雲とキンジが無駄に揉めているとキンジの忍者スターバーガーが鳴り出した!「ヒーハーッ!」喜ぶキンジ。剥ぎ取ったエプロンを八雲に投げ付け、「妖怪のお出ましですねぇ!」とウキウキと駆け去って行った。遅れて天晴達のガマガマ銃がゲロゲロ鳴き出した!「あっちの方が性能がいいってどおいうこと?!」凪がもっともなことを言いつつ、天晴達もバタバタと急行した!!
「ヒーハー!! 彩りの星、スターニンジャー! 妖怪、覚悟しておくんなまし」スターソードガンを掻き鳴らしつつ、変身済みで妖怪出現現場に登場したキンジ。当のヤカンベースの妖怪エンラエンラは発生したゴミ捨て場で何か呟きながらただ座り込んでいた。「あれ?」「時代遅れなヤカンの妖怪、エンラエンラなんてほっておいてくれよぉッ!」絡んでくるエンラエンラ。因みに元ネタの妖怪エンラエンラはヤカン関係無い。
キンジが扱いに困り、変身済みの天晴達も遅れて駆け付けると近くに突然、ガシャドクロが出現した!!「人気妖怪ガシャドクロじゃありやせんか!」キンジがガシャドクロに気を取られていると、ブツブツ言っていたエンラエンラがふいに逃げたしてしまった!「よし、天兄のシノビマルと俺のドラゴマルでなんとかする。霞姉達は妖怪を頼む」「了解しました」エンラエンラを追う霞、凪、風花。この時、物陰に十六夜がいた。「いいぞ、狙うはオトモ忍だ」何やら企む十六夜!
天晴と八雲がそれぞれシノビマルとドラゴマルを呼び出すと地上を走っていたシノビマルに奇妙な煙を被り、途端に踵を返し、どこかへ走り去ってしまった!「あれ? オーイッ?! どこ行くんだよぉ~ッ!!」天晴は替わりにオトモ忍を呼び出すでもなく、シノビマルを追い掛けて行ってしまった!「天兄?! 仕方ない」八雲はやむを得ず、ドラゴマルに飛び乗ると一人で対処しようとした。
     4に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 4

2015-05-11 22:28:23 | 日記
「イヤッハー!!」キンジが操るロデオマルが駆るバイソンバギーが乱入してきた!「ガシャドクロはあっしが狩りやすが、小さい妖怪もとっておいて下さいやしよ?」バギーから飛び降り、身軽にガシャドクロと格闘し出すロデオマル。そこへドラゴマルが火を吹いて突入! ロデオマルまで吹っ飛ばした!「アチアチッ!」キンジも熱がったが、どうも尻の辺りを焼かれたらしいロデオマルも飛び跳ねた!「あっしを巻き込まんで下さいやし!」「そっちが突っ立っているからだろ?」つんけんする八雲。
「はぁ?」ムッとするキンジ。ドラゴマルがガシャドクロと格闘を始めるとキンジはロデオマルに投げ縄を投げ付けさせたが縄はドラゴマルに掛かってしまった!「何をするんだ?!」「坊っちゃんが掛かってきやしたんでしょう! アリャ? ありゃりゃ??」ドラゴマルが飛び回るので自分の投げ縄に絡まってしまうロデオマル。
変身を解いた霞達はエンラエンラを探し回っていた。「あれ?」霞は公園? の片隅でいじけるシノビマルを見付けた。そこへやはり変身を解いた天晴も走って来た。「おい! シノビマル!! どうしたんだよ?! なんとか言えよ!!」答えないシノビマル!「シノビマル喋れないじゃん」軽く突っ込む風花。「それではこれを使ってみてはどうでしょう?」テレレッテテーンッ!! 霞はどこからともなく『カラクリ忍ほんやく~』を取り出した!「これがあれば言葉を持たない機械や動物と意思の疎通ができるんです」とんでもない科学力の霞!「勿論、オトモ忍対応です」スイッチを入れる霞。「ええと『私のことは放っておいて下さい』だそうです」霞の『翻訳』によるとドラゴマルやパオンマル、ロデオマルばかりが優遇されているとイジケテいるシノビマル。このまま忘れられてゆくのが怖いと言い、頭を抱えるシノビマル。
     5に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 5

2015-05-11 22:28:13 | 日記
それは天晴達ではなく、株式会社バンダイにクレームするとよいと思われる。「ですって」霞からシノビマルの言い分を聞いた天晴は「馬鹿野郎! 俺がお前のこと忘れる訳無いだろう!!」と熱く伝える天晴。言う程シノビマルとの絆エピソードは特に無いが、勢いである!「そんなことで悩むなよ」またシノビマルの言い分をキャッチした霞。「『私は真剣に悩んでいるのに、そんなこととは酷い!』」隠れ身の術で隠れてしまうシノビマル! 実は忍術使えた!!「ああ~ッ! シノビマル!!」イライラする天晴。「貸して」霞から『カラクリ忍ほんやく~』を借りると呼び掛け出した。「シノビマル~」霞達は顔を見合わせた。「私達は妖怪を探しましょう」霞達は走り去った。「あれ? どうやって使うんだ??」天晴は翻訳機の使い方がよくわからなかった!
一方、ロデオマルのロープはまだドラゴマルに絡まっていた!「お前に構っている場合じゃ無い」八雲は杖を取り出すと「レーナニ・コタ!」と呪文を唱え、絡まったロープを利用してドラゴマルを大凧に変え、ロデオマルにロープを持たせたままガシャドクロに突進した! ロデオマルをガシャドクロにぶつける八雲!「レーナニ・コラド!」凧をドラゴマルに戻す八雲!「ドラゴトルネード!!」ロデオマルがガシャドクロの側にいるまま竜巻に巻き込む八雲! ロデオマルは途中で放り出したがガシャドクロは巻き上がり、爆散した!!「忍ばずわっしょい」一応一人で決め台詞を言う八雲。「NOッ!」悔しがるロデオマル。
戦闘後、キンジは八雲に食って掛かった。「止めを差すなら写真を撮った後にして下さいやしよ!」「知るか、妖怪コレクターだかなんだか知らんが、自分の為だけに戦う奴等、邪魔だ」八雲はキンジを押し退け、去ろうとした。「そいじゃあお聞きしやすが、八雲坊っちゃんはなんの為に戦ってるんでございやすか?」
     6に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 6

2015-05-11 22:28:04 | 日記
八雲は立ち止まった。「伊賀崎の血を引く者の使命だからだ」「へぇ~、魔法なんて使ってやしたから、てっきり八雲坊っちゃんは忍者に興味が無いんだと思っておりやした」八雲の前に回り込むキンジ。「そんなことは無い」「弟子入りを許されないあっしからすると、忍者の末裔の八雲坊っちゃんが魔法を使う等、邪道中の邪道でございやす」「邪道だったらなんだ?」「そんな方にあっしのやり方をとやかく言われのは不本意でございやす!」睨み合うキンジと八雲!「たとえラスト忍者のお孫さんでも」「勝手に行っていろ」八雲はそれ以上取り合わなかった。
エンラエンラが「どうせどうせ!」等と言いながら、煙を広場に振り撒き、居合わせた人々をネガティブな気持ちにさせていた! 霞達がやや遅れて現れた。「おい! どうせオイラなんて、孤独への恐れや怖さを増幅することしかできないんだよ!!」自分で能力をペラペラ喋るエンラエンラ!「なんかめんどくさい妖怪だね」困惑する凪。「シノビマルちゃんも皆さんも確実に妖怪の仕業ですね」断言する霞。「手裏剣変化!!」変身する霞達! 斬り結ぶがたいして強くない手応えのエンラエンラ。「どりゃあ!」珍しく力技でエンラエンラをひっくり返し凪だったが、投げた先に風花がおり、「ああ?!」下敷きにしてしまった!「風花ちゃんごめん!」助け出そうとする凪!「オイラのことなんて放っておいてくれよ! イジけむりぃ~」エンラエンラは件の煙を出した! 煙に呑み込まれる凪と風花。霞は慌てたが距離を取って息を止めるような素振りをみせた。
煙の範囲は小さく、霞まで巻き込まずに収まった。煙が消えるとエンラエンラの姿は消えていた。そして「スターニンジャーもキャラが濃過ぎて、どうせ僕なんて」「馬鹿なお兄ちゃんばかりみんな面倒を見て、どうせ私なんて」
     7に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 7

2015-05-11 22:27:53 | 日記
凪と風花はイジけてしまった。めんどくさッ!「これは参りましたねぇ」対処に困る霞。そこへ変身済みの八雲とスターニンジャーが駆け付けた。
翻訳機の使い方が未だにわからない天晴の元には復活した雷蔵が現れた!「お前か」「強くなったようだなぁ、赤いの! それ以上の言葉はいらぬ、変化しろォッ!!」「わかったぜ」赤ニンジャーに変化した天晴! 雷蔵と天晴は斬り合い出した!「カラクリヘンゲン、刀!」二刀流の構えの天晴! 雷蔵も脇差しを抜き、二刀の構えとなった! 場所を変え、激しく斬り合う天晴と雷蔵! 雷蔵を蹴った反動で距離を取り、カラクリヘンゲンを弓に組み替え矢を次々と放った! 矢は雷蔵に弾かれるが地表に刺さった矢を忍術で爆破させる天晴! カラクリヘンゲンを爪に組み替えると「このままイケイケドンドンだ!」と突進した! 
その頃、八雲は風花と凪の説得に失敗。二人は洞穴風の遊具の中に閉じ籠ってしまった。「人の心っていうのは1度ヘソを曲げやすと優しい言葉により警戒するもんでございやすからねぇ」なんとなく説得に付き合う流れになっているキンジ。その後、八雲の思い付きで八雲と霞は天岩戸の神話を真似てニンニンダンス? を踊り出した! 結構長く踊ってる! ちょっと困るキンジ。「レーガ・アリモ!」呪文を唱え、バックダンサーやら紙吹雪やら照明を出す八雲! キンジも加わり、踊り続けると風花達が洞穴遊具から顔を出した!「今だ!」最後は普通に『力ずく』で引き摺り出す八雲と霞!「二人とも、小さいことは気にするな」「小さいことじゃないよ!」「やっくんにはわからないよ!」「そんなことないです!」「え?」霞が妙な説得を始めた!「八雲君、最近忍者としての自分に自信が持てないんです! だから、魔法ばっかり使って」「いや霞姉!」弁明したい八雲。「そうなんでございやすか?」キンジまで乗ってきた!
     8に続く