来られるはずが無いのだ!!」逆側に飛び退いたポルナレフは足の怪我で動けずにいた。(ヤバい、イギーが殺られる! 暗黒空間に呑み込まれる!)「よくもこの糞犬がぁッ!」震え上がるイギー。「私にDIO様の姿を破壊させたなぁッ!!」ヴァニラはスタンドではなく、自分の拳でイギーの顔面を殴り付けた!「ぶがぁッ!」広間の壁まで吹っ飛ばされる小さなイギー!(なんだ? 殴ったぞ?! 暗黒空間に呑み込まず、殺さず、イギーを殴り飛ばした?!)ヴァニラはクリームの中から飛び出すと、「よって」イギーに生身で歩み寄る、憤怒の顔のヴァニラ・アイス!
「この私によくもッ、砂が偽物だろうと、DIO様をよくも私に攻撃させたなぁッ!」壁の側で痙攣してもう動けないイギー。「蹴り殺してやる! このド畜生がァッ!!」イギーに全力で蹴りを入れるヴァニラ!「がはぁッ!」血を吐くイギー!「暗黒空間に呑み込むのは一瞬だ! それでは私の怒りは収まらん!!」また蹴るヴァニラ!「貴様が悪いんだ! 貴様がぁッ!!」何度も既にぐったりとして血を吐くイギーを蹴り続けるヴァニラ!!「私を怒らせたのは貴様だぁ! 貴様が悪いんだ!! 思い知れ! どうだ?! 思い知れ! どうだ?! どうだぁッ!!」めちゃくちゃにイギーを蹴りまくるヴァニラ!!!
ポルナレフは体を起こした。「やめ、止めろ」(このヴァニラアイス、まともじゃあねぇッ! 異常だ。DIOの姿を自分で攻撃したことを怒っているのか?)血溜まりの中で蹴られ続けるイギー!(こいつの精神こそ暗黒空間だ! こいつの心の中が、バリバリ裂けるドス黒いクレバスだ!!!)イギーの方ににじり寄ろうとするポルナレフだったが、抉られた足先からは血が吹き出していた!「DIO様は仰った。人間の覚悟の力には侮れぬものが有ると!」血溜まりの中、舌が出て床を舐めるようにして虫の息のイギー。
7に続く
「この私によくもッ、砂が偽物だろうと、DIO様をよくも私に攻撃させたなぁッ!」壁の側で痙攣してもう動けないイギー。「蹴り殺してやる! このド畜生がァッ!!」イギーに全力で蹴りを入れるヴァニラ!「がはぁッ!」血を吐くイギー!「暗黒空間に呑み込むのは一瞬だ! それでは私の怒りは収まらん!!」また蹴るヴァニラ!「貴様が悪いんだ! 貴様がぁッ!!」何度も既にぐったりとして血を吐くイギーを蹴り続けるヴァニラ!!「私を怒らせたのは貴様だぁ! 貴様が悪いんだ!! 思い知れ! どうだ?! 思い知れ! どうだ?! どうだぁッ!!」めちゃくちゃにイギーを蹴りまくるヴァニラ!!!
ポルナレフは体を起こした。「やめ、止めろ」(このヴァニラアイス、まともじゃあねぇッ! 異常だ。DIOの姿を自分で攻撃したことを怒っているのか?)血溜まりの中で蹴られ続けるイギー!(こいつの精神こそ暗黒空間だ! こいつの心の中が、バリバリ裂けるドス黒いクレバスだ!!!)イギーの方ににじり寄ろうとするポルナレフだったが、抉られた足先からは血が吹き出していた!「DIO様は仰った。人間の覚悟の力には侮れぬものが有ると!」血溜まりの中、舌が出て床を舐めるようにして虫の息のイギー。
7に続く