魅上は出てきた、もう笑ってる。(馬鹿、俺に微笑むなっ。まだだ)自分も笑いそうな月。「書いてから何秒経ちましたか?」我慢できず聞く月。「37秒、38秒、39秒」「ニア、俺の勝ちだ!!」笑う月!!「40秒ッ!」ニアは、死なない!!「何でだ? ノートは本物のはずだぞ?! ニュースで確認しました!」動揺する魅上。「ワタリ、そのニュースを見せてあげて」「かしこまりました」「ワタリ?」室内に響いた通信音声に唖然とする月。中空に魅上の朝見たニュースが映し出される。「ワタリに作らせた偽のニュースです」本物のデスノートもすり替えられていた!「夜神月さん、あなたは俺の勝ちだと言いましたね? あれは自白したのと同じです」「誰が、誰がお前の言うこと何て信じると思う?」ニアは微笑んだ。
「皆さん! どう思います?」ニアの呼び掛けに、部屋に特殊部隊が突入し、月と魅上とニアを取り囲んだ! 模木、松田、相沢も銃を構えて入ってきた。「動くな」無傷の模木は警告した。「何で?」全て芝居だった。「夜神月、あなたがキラです!!」ニアは言い放った!「ど、どうして?」混乱する月。模木は銃を下ろした。「係長が亡くなったあの日」模木は総一郎の最後の言葉を話し出した。『私はこれから月に自白させるつもりだ。Lに目を背けるなと言われていたのに、息子を疑うことをできなかった。そのせいで、Lを死なせてしまった。君達は、もし私が死んだら月をキラと断定して、捜査を進めてくれ。絶対に息子の言うことを信じるな! 君たちは生きてくれ、君たちは私の誇りだ』「そう、係長に言われたんだッ!」「違う!」あくまで反論しようとする月。
「父さんを殺したのは日村だ! だってあの女は粧裕を誘拐した」「そうです!」ニアが遮った。「日村さんはそもそも、Lがキラ捜査の為に送り込んだ、元FBI捜査員です。
7に続く
「皆さん! どう思います?」ニアの呼び掛けに、部屋に特殊部隊が突入し、月と魅上とニアを取り囲んだ! 模木、松田、相沢も銃を構えて入ってきた。「動くな」無傷の模木は警告した。「何で?」全て芝居だった。「夜神月、あなたがキラです!!」ニアは言い放った!「ど、どうして?」混乱する月。模木は銃を下ろした。「係長が亡くなったあの日」模木は総一郎の最後の言葉を話し出した。『私はこれから月に自白させるつもりだ。Lに目を背けるなと言われていたのに、息子を疑うことをできなかった。そのせいで、Lを死なせてしまった。君達は、もし私が死んだら月をキラと断定して、捜査を進めてくれ。絶対に息子の言うことを信じるな! 君たちは生きてくれ、君たちは私の誇りだ』「そう、係長に言われたんだッ!」「違う!」あくまで反論しようとする月。
「父さんを殺したのは日村だ! だってあの女は粧裕を誘拐した」「そうです!」ニアが遮った。「日村さんはそもそも、Lがキラ捜査の為に送り込んだ、元FBI捜査員です。
7に続く