





怪獣パートはこれでもかっ! というプロレスファイトで腹一杯なくらいで上映時間が長いこともあって観るのに体力がいる程だった。意外と怪獣をはっきり倒すのは最後半まで無いしね。トイレ問題も大変。上映中や上映前に水分取り過ぎるとそれなりの覚悟が必要になってくる。まぁこれは今作に限らず二時間越え映画全般に言えることだが。90分くらいの映画は必要な筋消化でカツカツになりがちなイメージがあるから100分ちょいくらいがちょうどいいよね。上映回転も程好いだろうし。・・・話を戻して、博士以外は核を扱いがわりとポップな感じなのと(登場人物達の放射線耐性も只事ではない)子役の母親が中々のモンスターであることと、ちょいちょい中国推しなとこ以外は日本のスタンダードなゴジラストーリーをそのまま豪華に拡大させた印象だった。家族愛をぶっ込んだりするのは日本の特撮もしばしばある。上映後のトイレの行列で「あれはさぁ〇〇〇だし、ちょっと〇〇〇だよねぇ」等と評し合いながらゴジラファンが軽く渋い顔をしたりするのもゴジラ的。今後もこの路線でいくならやや混乱していた人間ドラマパートをもそっと整理して、バトルパートは後半以外の個別のタイミングでもそれなりの決着を着けていった方がいい気はした。