パンタローネ、記憶違いをしていててっきりこの間の段で事切れて笑った顔の頭部だけ教会に連れて行ってもらうと思い込んでいたが、意識はギリあったか。オートマータ達は初期設定が間違っていたからおかしなことになったが、願いが正しく叶えられて終わることができていた。うむ。鳴海の転進の素早さがただごとではなかったりもしたが。思いを堪えている時も黙って知らん顔はできずなぜかかなり強めに当たってしまう辺り、勝が聖人ムーヴしてくれなかったら生かされても悲しい結末になっていたろうな。勝に関しては途中のエピがほぼカットされた関係で名乗りやリーゼの件がやや戸惑う感じもあったが、何とか最終フェーズにたどり着いていた。猛悪だが別に勝つつもりもないラスボスで既に最大の被害がラスボスの手からほぼ離れてもいる、となるとまず『土下座して事態改善を頼む』というのもわからんではないが、いや無理じゃろ? と。この作戦の勝機が奇跡前提過ぎて逆に改心する気配が事前に濃厚な感じもしたかなぁ。
2代目ブルーマーダー誕生せずっ! 初代の弟子のびっくりする程手際の悪い様子にマジか? となったりもした。極端な人物ではあったが初代が善人だったから本気では育てなかったんだと思われる。黒幕がてっきりマル暴のモブ上司くらいに思っていた男とはっ。未処理だったし。そんな階級高い人物と認識できてなかったぜ・・・。姫川の単独突入許可は特殊班待った方が合理的ではあるが、菊田案件とトラウマを纏めて片付けるのと、許可はこれ以上処分されると辺境の交番に飛ばされそうだからかもね。姫川だけでなく、菊田も吹っ切れたのはさっぱりして良い気はした。ただブルーマーダーの弟子は初対面の銃を構えた姫川の突然のトラウマ大告白にちょっと混乱してしまった印象もあったかな。事前に一回くらいコンタクトがあってお互い抱えているものに感じるところがあった、くらいはあってもよかったような気もした。小説は地の文でフォローされるのかもしれないけど。最終回も被害者数はべらぼうに出たが、凄惨な1話の導入からすると意外と理性と良心の側で決着した話だったなぁ。