バスがフェリーを降りたところでお弁当を積み込み、『竜飛岬』へ向かう時間を利用して昼食を摂ることになりました。その中身は帆立とイクラのちらしに、鶏の照焼き、桜大根に根曲り竹、蓮根、人参、蕗、蒟蒻の煮物などでした。
国道280号線を進むと、右手に函館新幹線の本州側最後の駅『奥津軽いまべつ駅』があり、その先を行くと右手に津軽海峡が見えてきました。バスは『竜飛岬』の駐車場でストップ。岬周辺の散策となりました。
先ず何よりも『灯台』のある見晴台へ行きました。目の前に広がる津軽海峡の向こうに北海道の島影が見えました。
その先には津軽海峡の対岸にある『北海道南連峰』の案内板がありました。
また、展望台での見物を終えて引き上げる途中、足元にあるマンホール (水準点・基本 ? )に気がつきました。
竜飛岬
竜飛岬は青森県津軽半島の最北端に位置し、外ヶ浜町に属する。付近は標高 100mの台地で、海食崖や海蝕洞があり、海
上には奇岩が重畳して豪壮な海岸美を展開、津軽国定公園に含まれる。
「たっぴ」はアイヌ語の「たむぱ (刀) 」を意味する。本州と北海道を結ぶ青函トンネルの入口にあたる。
太宰治の小説『津軽』の碑、演歌の名曲石川さゆりさんの津軽海峡冬景色にも登場し、その歌碑が津軽海峡を見下ろす高
台にあり、歌の世界が広がります。
竜飛岬灯台は日本の灯台50選にも選ばれており、竜飛岬のシンボルです。展望所からは津軽海峡と北海道の大地を望むこ
とができます。 【青森県観光情報】
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この付近で野鳥観察をされている方がいましたので、ちょうど秋の渡りの時期でもあるので、現状をお尋ねすると、何か
はっきりとした返事がないので残念な思いで後にしました。
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竜飛岬は渡り鳥の中継地として有名で、ノスリが一日に4千羽も数えられることがある。当然、小鳥の大群や珍鳥迷鳥の
たぐいも多い。鳥種:オオタカ・ノスリ・ハチクマ・ヒヨドリ・オオルリなど。 【日本野鳥の会・青森支部】
岬下から灯台へ続く国道399号線は日本で唯一の歩行者専用の階段国道で、全長約 382m、362段の階段があります。
その右手には『津軽海峡冬景色』の歌碑があり、目の下には『帯島』を見ることができました。
これで今日の観光は終わり、宿泊先の『青森ワイナリーホテル』へと向かいました。
バスは竜飛岬の台地から右手に見える日本海近くにおりて来ました。
さらに右手の『十三湖』を過ぎてから、中泊町の直売所がある『ピュア』でトイレ休憩となりました。
十三湖
十三湖は南北7km、東西5km、周囲31.4kmと青森県で3番目に大きな湖で、十三の河川が流れ込むので十三湖と言われ
ています。また、海水と淡水が混合した汽水湖で、ヤマトシジミの生息する自然豊かな湖です。幻の鳥と言われているオ
オセッカや、天然記念物のオオワシなど、飛来する鳥や生息している鳥が多く、バードウォッチングも楽しめます。
【青森県観光情報】
ピュア
五所川原市から国道339号線を北上し、中泊町に入って間もなく、県道197号線を左折すると左手に見えてくる賑やかな広
場が、中泊町特産物直売所「ピュア」です。敷地内に直売所の広いスペースがあり、地域の6次産業化の拠点と位置づ
け、ジュース、瓶詰、豆腐や総菜の加工施設も整備しています。 【青森県の産直】
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ピュアを出発すると、一面の黄金色をした田圃風景が広がり、その奥には優美な姿をした『岩木山』が見えてきました。
その風景を楽しみながら、大鰐温泉を通って山道を登り、今日の泊まるホテル『青森ワイナリーホテル』に到着しました
岩木山
岩木山は、津軽平野南西部に位置する二重式火山で、山容は円錐形、山頂は三峰に分かれ、標高は1625mと県内で一番高
い山です。 【青森県観光情報】 * 小生は昭和60年7月29日に登頂しました。
大鰐温泉卿
円智上人により建久年間(1190年から1198年)に発見されたと伝わる。江戸時代には津軽藩の湯治場として津軽氏の歴代
藩主も訪れ、御仮屋と呼ばれる館が設置された。また江戸時代には津軽地方の人々の療養の場として広く利用された。
昭和28年(1953年)6月、碇ヶ関温泉と共に大鰐碇ヶ関温泉郷として県立自然公園に指定された。 【Wikipedia】
青森ワイナリーホテル
阿闍羅(あじゃら)山の山頂に建つ青森ワイナリーホテルは、ワイナリーを併設した全国でも珍しいホテル。津軽産の原
料を使った「津軽ワイン」を製造しており、ガラス越しに無料でワイナリーを見学することができます。窓の外には四季
が織りなす色鮮やかな大自然が広がり、憧れのリゾートライフを演出いたします。 【ホテルパンフ】
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ゆったりとした部屋で一休みした後、汗を流してからの夕食は、別館1階の『ルビーホール』でバイキング料理です。
今晩も和食を中心にして、飲み物はこのホテルのワイナリーで製造された『津軽ワイン』の赤と白を、また食事は手作り
ラーメンを頂きました。
夕食が終わる頃には、津軽三味線のライブ演奏がありました。
ゆっくり食事を楽しんで、部屋へ戻る際に、廊下にある弘前名物の『ねぷた』が飾られてあるのに気がつきました。
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7.50. 下風呂温泉発(バス)→ 8.30. 左井港 8.40.(みちのくⅤ)→ 9.25. 牛滝港 9.40.(バス)→ 10.30. 脇野沢港10.50.
(フェリー・かもしか)→ 11.50. 蟹田港(バス)→ 13.30. 竜飛岬 13.55. → 15.10, ピュア 15.30. →16.45.
青森ワイナリーホテル着 6階 2610号室
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