幸せ比べはメンタルヘルスを悪化させます

2014年11月11日 | 日記

家庭を持つ女性のブログやフェイスブックなどは、子どもをはじめ、家族のイベントや友人たちとの交流など写真を中心にして、コメントを添えてあるのが特徴ではないかと思います。そういったものを目にするたびに、「よその家はこんなに楽しくて、華やかなのか…」と思うと同時に「こんなに個人情報をバンバン載せて大丈夫なのか…」と心配になります。我が家の場合、事情があって、家族の写真など個人情報はほとんど公開していないので…

私は貧乏を自覚していますし、華やかさとも無縁だと肝に銘じていますが、それでもよそ様の家庭がうらやましく感じることがあります。ママ友とかはあんまり交流がないので、無用な刺激を受けることはほとんどありませんが、頻繁にメールのやりとりをしたり、一緒に出掛けたりする人たちは、SNSの普及によって、余計な不安が増えているのではないかと心配したりなんかしています。だって、よそ様の家の様子がブログやフェイスブックで見えたらついつい自分んとこと比較してしまうんじゃないかと思うのです…

漫画家でエッセイストの柴門ふみさんが、女性の嫉妬について興味深いことを言っています。

女は、到底かなわない上位グループにではなく、横並びから抜け出ようとする人に嫉妬する。特に、自分と同等か下に見ていた人が、自分が欲しくても手に入らないものをやすやすと手にすると、異常にメラメラくる。

若いときは容姿が気になるが、結婚すると「幸せな家庭」と他人から思われることが一番の目的になる。だから若いママたちは、うらやましがられるために、家事に協力的な旦那さん、かわいい子ども、家族仲良く良いママぶりをアピールする…そうです。

若いママに限らないと思うが…

家事に全然協力的じゃなくて、娘からは「ケンカばっかししてて仲悪い」と言われるほど夫婦仲険悪で、娘は素でも十分面白い顔なのにわざと面白い顔ばっかりする、こんな我が家はアピールするところがないじゃないか!!

LINEのグループでも、正直なところ子どもの話題ばかりだとキツイですよ。なぜって、そりゃあ、ぶっちゃけ言いますと他人の子どもにはほとんど関心がないからです。特にえーっとですね、手柄話なんかだと。手柄を立てた子ども本人に対しては、すごいぞ!えらいぞ!とは思います。でも、その母に送る友人たちの言葉にはなんか無理があります…

個人情報の公開はほどほどにして、ひとの公開しまくりのブログなどはなるべく見ないようにするのがいいですよ!!

柴門さんが、誰かに嫉妬してしまったときの対処法を教えてくれてます。

1 話す・書くで発散

2 相手の別の面、例えば弱点など(絶体ありますから)を見る。そうすれば共感に変わるかも

3 会わない時間にその人のことを考えない…無理なような…

逆に誰かに嫉妬されたときは

ダメ人間であることをアピールする、反応しない、スルーの技術を身につける、余計な自慢話はしない、嫉妬相手をお世辞でホメまくる、などで対処したらよいということです。

自分は全然嫉妬されるようないいとこなんかない、と思っていても意外なことで嫉妬されているかもしれません。自慢のつもりではなく、自慢話をしてしまっていることもあるかも…

気を付けましょうね!

 

 

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