産後サポート会社「アイナロハ」の代表:渡辺大地さんが、産後の夫婦のすれ違いを乗り越える方法を指南しています。
産後サポート会社って…そんな会社があるのか?と思われそうですが、あるんですよ!!代表の渡辺さんは、30代前半で2児の父、イクメンであるだけではなく、なかなかのイケメンでもあります…だからここで取り上げたってわけじゃないんですよ!
新米パパ向けの「父親学校」の講師などをされています。
渡辺さんは、産後のお母さんの特徴として次のようなものをあげています。
*イライラして困っても夫に自分の気持ちを表現しなくなる。
*退院後に自分がやらなければならない家事が放置されていることでストレスがたまる。
夫と話をしなくなる…これよくわかります。実は私は子どもを産んだことがありません。でも産後のお母さんの気持ちはなんとなくわかります!育児でもそうです。最初のうちは話すんですが、徐々に、そして全く話をしなくなるんです。これではいけないと思いつつ、心が硬直してしまうんです。
家事に関してだと、男性は「やったつもり」「できてるつもり」なんです…洗い残しの食器が必ずある、ゴミが分別されていない、洗濯物がたまっている、それでも「ちゃんとやっているつもり」なんです。カーッとならないようお母さんは深呼吸したり、大目に見る姿勢が必要です。が、お父さんだって、仕事に当てはめて考えれば、自分の「この程度でいいか」が相手にとっていいとは限らないことがわかるはずです。それに自分だって、帰宅して、育児疲れのお母さんが掃除や料理をきちんとこなしてないと腹が立つのではないですか。
渡辺さんの「お父さんの頼もしさチェック」項目をいくつか紹介します。
1母子手帳を開けて中をみたことがある
2母子手帳がどこに置いてあるか知っている
3出産育児一時金の金額を知っている
4かかりつけ医の緊急連絡先をケータイにいれている(いた)
5妻の育休期間を正確に知っている
6妻の体調を常に気にかけている
などです。項目ごとに点数があって、後に行くほど点数が高くなるのです。
総合点によって、自分の世話までママにさせようとする紙切れパパから素晴らしきプラチナパパまで4タイプあります。くわしくは『産後が始まった!夫による、産後のリアル妻レポート』をどうぞ。
産後の夫婦のすれ違いは、お互いのコミュニケーション不足なんですが、なんでそうなるかですよね。しかも、妻は話したくなくなるのですから。渡辺さんのアドバイスは「産後の生活を具体的に話し合うこと」です。な~んだ、と思うかもしれませんが、お父さんで産後を具体的にイメージできる人はほとんどいないのに、そのことをお母さんはわかってないのです。お父さんは、お母さんが赤ちゃんの面倒をちゃんとみながら(仕事に行ってないんだし)家事もしっかりこなすものと漠然と思ってます。そうは問屋がおろさない!!ということをしっかり伝えないといけません。そしてお父さんは父親学級などでしっかり学ばないといけません。