世田谷美術館に行ってきました。
101歳の誕生日直前まで絵を描いていたなんて、その情熱には頭が下がります。
上手い絵ではありませんが、1940年当時のアメリカが既に失っていた、素朴な人々の魂が伝わってくる、ハートフルな絵です。
太平洋戦争勃発直前の不穏な空気など、作品には微塵もありません。
素朴で明るくて楽しそうで、じんわりとした幸せ感が観る者の心をほっこりさせてくれます。
70才ぐらいでリュウマチの為に刺繍をやめてから油絵を描き始めたようですが、80才ぐらいから作風が変わったところが興味深いです。
老人力を増していくに従って、目の前にある物や人の本質以外のものを省いていった結果だとすれば、私にも先の楽しみがあろうってもんですからね(⌒▽⌒)
二階ではこんな展覧会
所蔵展ですが、興味深いテーマでした。
でも来客の目的はほとんどグランマ モーゼスらしく、二階はガラガラでした。
その分ゆっくり見れたのでラッキー!
横尾忠則の作品が刺さってきますね。
一階とは真逆な感じ、、、
楽しかったです。
地下で『これで490円?』と思わず言ってしまうような、紙コップに入ったカフェオレ飲んでから、一階で横尾忠則のグッズ買いました。
絵葉書と招き猫ストラップ。
箱を開けると
結構、怖めの招き猫、、、
開運、開運〰
とても楽しい展覧会でした。