私のいる環境は私が作ったものなので、ちょっと特殊。
だからROCK MUSIC好きだらけ( ̄∇ ̄)
それだけに錯覚してしまうのだけれど、ROCK FUNが激減していることは間違いない。
それでもROCK スピリッツはあるのだ。
ROCKはプロレスと似ている。
プロレスの凄さは、プロレスラーでないと分からない。
ROCKの凄さも、プロミュージシャンでないと分からない。
何が凄いの?
そりゃレスラーとロッカーの人間性が凄いんだよ。
ここで言う人間性って、生まれ持った才能とかじゃない。
毒々しく過激な環境に翻弄され影響をもろに受けて生まれた『ジョーカー』の様な生き方しかできなくなった大人の事だ。
都市部に生まれ育てば、大なり小なり、ジョーカーが受けた様な影響は受ける。
だから普通の家庭に育った女子高生だってジョーカーに『さもありなん』と理解を示す事ができる。
その暴走や爆発を抑えるために、プロレスとROCKは我々の様な輩には必要だ。
暴力的なでかい音。
暗黒が漂う見た目。
破壊する行為。
罵倒する言葉。
全てやってはいけないと教えられてきた事ばかりだ。
それをステージやリングの上でスポットライトを当てて見せつけるのだからたまらない。
鬱積した物が一時的にでも解放される、、、。
だからROCKもプロレスも無くならない。
ガス抜き装置。
若者がまともに育つ環境があれば、ROCKもプロレスも世間から遠い所にあるだろう。
つまり現在の様にエンターテイメントのままにしておけば、為政者にとっては安心だ。
野外音楽フェスが自治体の協力の元、コロナ感染防止を徹底しながら行われている現状に文句を言うつもりはない。
まして歌の内容に文句を言うなんて事は1ミリも無い。
ROCKは飼い慣らされているふりができる事を、俺は知っているからだ。
大槻ケンヂよ。
君の嘆きはわかる。
だが、それを嘆くのは間違っている。
我々はROCKを世間の深いところに生息させる事に成功したのだ。
我々が母国とするこの国を、再び賭けの対象にする様な輩の出現を私も仲間たちも絶対に許さない。
奴等の匂いを嗅ぎ分け、見た目には平和的に吊し上げ、見た目に分かりやすく糾弾して必ず潰す。
その決意も今はまだ、心の奥底に鎮めておこうじゃないか。