
第1回労働相談ボランティア研修会開催
10月27日、日曜労働相談の前段として、定例化された「労働相談ボランティア研修会」がNPO法人労働相談センター事務所で開催されました。初回ということもあり、参加人数は28名(労働相談ボランティア21名、東部労組組合員5名、ジャパンユニオン組合員2名)と盛況でした。
石川源嗣・センター理事長から「NPO法人労働相談センターの今後の活動方針」として、相談件数の大幅な増加策とその受け皿づくり、労働債権型相談(賃金・残業代未払い、パワハラ・セクハラ被害への謝罪・慰謝料要求など)への大量着手、団体交渉ボランティアの募集といった取り組みが示され、矢部明浩・同センター副理事長は「相談事例研究①残業代を取り戻せ!」をテーマに、経営者が残業代を支払わない手口とその対抗策、団体交渉への臨み方を講義しました。
質疑応答では、「会社にモノを言った後のリアクションを考えると、なかなか団交などに踏み切れない」といった切実な声も聞かれ、今後の取り組みの課題として残されました。
終了後は、日曜労働相談に引き続き従事したボランティアもいて、活気のある日曜日となりました。
次回は2014年1月26日(日)10時に開催されます。