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全国一般東京東部労働組合の記録

第2回「社会主義に向かう労働運動」駅頭情宣を実施

2025年03月03日 11時25分59秒 | 労働組合
第2回「社会主義に向かう労働運動」駅頭情宣を実施

全国一般東京東部労組は2月25日、地域の労働者に社会主義をともにめざそうと呼びかける駅頭宣伝を実施しました。

この駅頭宣伝は今回が2回目で、昨年11月の東部労組の定期大会で「社会主義に向かう労働運動」を現代的に復権しようという路線を確立したことを受けて、実践のひとつとして今年から毎月取り組んでいます。

組合事務所の最寄り駅である葛飾・お花茶屋駅頭で、組合員が横断幕を掲げながら「金もうけ第一の資本主義社会を変えよう」「搾取のない社会=社会主義を実現しよう」などと記したビラを通行人に配り、一人ひとりがマイクを握りました【写真】。

職場のいじめ、労災、組合つぶし、物価高と低賃金、戦争、公害、金権腐敗……それぞれの組合員が様々な問題を話しながら、これらはすべて資本主義社会の矛盾の現れであると指摘して「こんな社会でいいわけがない!」と共通して訴えました。

その上で資本主義とは違う社会、搾取も戦争もない社会主義の社会の実現に向けてともに声を上げようと呼びかけました。

世界中の労働者が自らの解放を求めて闘った歴史から作られた社会主義の思想は決して一部の政党や活動家だけのものではありません。現在も資本主義のもとで日々搾取・抑圧・差別されている労働者の中でこそ復権されるべきものです。

東部労組では現在、この社会主義の思想を軸に組織の綱領を作ろうと議論と学習を重ねています。その綱領とは、あらかじめ社会主義を信じる労働者しか加入させないというような「ルール」ではなく、労働組合での活動を通して労働者自身が自覚的につかむべき価値観を意味します。

社会を現実に動かしている労働者こそが社会の主人公です。本来、労働者は自分の賃金など経済的利益だけで満足するような存在ではありません。資本家による金もうけ第一の社会を変革し新しい社会を仲間とともに建設していく存在です。

「社会主義に向かう労働運動」の旗を掲げ、職場と地域で階級的労働運動を拡大していこう!
万国の労働者は団結しよう!
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