東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

韓国サンケン労組の日本遠征闘争を支援

2016年11月18日 11時24分01秒 | 労働組合

11月17日、韓国サンケン労組(韓国・全国金属労働組合慶尚南道支部韓国サンケン分会)は不当な整理解雇撤回を求めて日本の親会社に対する抗議・要請行動を展開、東部労組を含む多くの日本の労働組合もこの行動に連帯しました。

日本の「サンケン電気」の100%子会社である韓国サンケンは、経営悪化を理由に9月30日、35名の韓国労働者を整理解雇しました。経営の失敗を労働者に押しつけるという不法・不当な所業であり、韓国内で社会問題となっています。
韓国サンケン労組は不当解雇撤回を求めましたが、韓国サンケンは責任を回避、整理解雇強行以降、団体交渉に応じていません。

韓国サンケン労組はやむを得ず、親会社のサンケン電気に不当解雇撤回を求めるため、来日しました。「不当解雇撤回まで韓国に帰ることはできない」。韓国サンケン労組の決意です。

韓国サンケン労組は来日以来連日、サンケン電気本社前などで抗議・要請行動を行っています。
11月17日も早朝から、韓国サンケン労組は支援の日本の労働組合とともに埼玉県新座市のサンケン電気本社前で行動を行いました。

「韓国サンケンの不当解雇に抗議してください!」。韓国の労働者は真剣に訴えながら出勤するサンケン電気労働者にビラを配りました。「私たちは機械の部品ではない!サンケン電気社長は子会社の整理解雇を謝罪せよ!」。女性労働者の怒りの訴えは参加者の魂をふるわせました。
不当解雇撤回を求める要請書と長年韓国サンケンで働いてきた女性労働者の社長宛手紙が読み上げられました。サンケン電気は「韓国の問題だから」とこれらの受取を拒否。あまりに不誠実な対応に参加者の怒りは増すばかりでした。

この日の午後からは池袋のサンケン電気東京事務所前での行動、夜は「韓国サンケン労組を支援する会」の結成集会も行われました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「有給休暇」を自由にとらせ... | トップ | 「職場のいじめ・嫌がらせ・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

労働組合」カテゴリの最新記事