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全国一般東京東部労働組合の記録

フロラシオン青山支部が文科省に要請

2014年08月26日 15時31分21秒 | 労働組合

(文科省担当者に要請書を渡すフロラシオン青山支部大森委員長)

パソナに「丸投げ」について「信じがたい」と文科省担当者
文科省も驚く公立学校共済組合・同東京支部の乱暴なやり方


8月26日、東部労組フロラシオン青山支部は参院議員会館内の会議室において文部科学省との交渉を行い、フロラシオン青山の閉鎖撤回を指導するよう要請しました。

フロラシオン青山を運営する公立学校共済組合の定款には「理事長及び監事は、文部科学大臣が任命する。」(第7条)、「理事は、理事長が、文部科学大臣の認可を受けて任命する。」(同条2項)とあります。また、フロラシオン青山の廃止決定を承認した共済組合運営審議会についても「運営審議会の委員は、組合員で組合の業務その他組合員の福祉に関する事項について広い知識を有する者のうちから文部科学大臣が命ずる。」(第15条)との規定があります。
また、共済組合の現理事長である玉井日出夫氏は文科省出身であり元文化庁長官です。そして理事の山根徹夫氏、高杉重夫氏も文科省出身です。非常勤理事にも学校関係者が名を連ねています。
このことから、共済組合及び共済組合運営審議会が労働者の雇用と職場を奪う決定を行ったことについて文科省にも責任があると私たちは考えます。

この交渉は福島みずほ参院議員の仲介で実現、交渉には福島議員も同席してくれました。組合からは東部労組本部菅野委員長、フロラシオン青山支部大森委員長はじめ6名が出席。文科省からは初等中等教育局財務課生涯生活設計専門官・教育財政室室長補佐の谷川氏、初等中等教育局財務課公立共済係の小坂氏が出席しました。

はじめに、支部大森委員長より文科省に対し、「フロラシオン青山の閉鎖を撤回するよう指導すること」との要請書を渡し、あわせて閉鎖撤回を求める署名も手渡しました。その上で、文科省担当者とのやり取りを行いました。

組合からは、公立学校共済組合・同東京支部が閉鎖の「理由」としている耐震工事費用の問題につき、相見積もりをしていない、補強設計を行っていない、評定機関の審査を受けていない、補助金の存在を考慮していない等、それがいかにずさんであり「やるべきことをやっていない」、閉鎖の「ための」理由であるかにつき実態を明らかにしました。

また、組合結成以前、閉鎖をめぐって公立学校共済組合・同東京支部が労働者の求めに応じて提示したのは「人材派遣会社パソナを通じた再就職支援」(実際に再就職できるかは未知数)のみであることから、いかに乱暴なやり方で労働者の生活を奪う決定をしたのかについて暴露しました。
これには文科省担当者も驚きを隠そうとしませんでした。「パソナに丸投げ」について「信じがたい」と率直に明言し、そのやり方について「非常に疑問だ」と述べたのです。そして、このような対応を行っていることにつき「公立学校共済組合本部・東京支部に質す」と述べました。

これをうけ、福島議員は「閉鎖ありきのすざんなやり方だ。ホテルの存続は可能なはずだ。労働者の雇用を全く考えていない。ホテル自体は黒字なのに閉鎖はおかしい」と文科省担当者に強く訴えました。

結果として文科省は
・フロラシオン青山の閉鎖が妥当であるのか
・雇用の確保についてどう考えているのか
の2点につき公立学校共済組合・同東京支部に確認し、その結果を組合に報告する、と約束しました。

この交渉の中で、出席した担当者を含む文科省がフロラシオン青山を会議等で頻繁に利用していることが明らかになりました。だとすれば、文科省はフロラシオン青山の労働者がいかに仕事に誇りを持ち、同ホテルに愛着を持って働いているか分かっているはずです。文科省はフロラシオン青山の利用者としても、閉鎖撤回を指導すべきです。

文科省も驚きを隠せないほどのずさんな、乱暴なやり方で労働者・家族の生活を破壊する公立学校共済組合・同東京支部のやり方は許されるものではありません!

公立学校共済組合・同東京支部は職場と雇用を奪うな!
フロラシオン青山の閉鎖をただちに撤回せよ!


フロラシオン青山利用者のみなさん!地域住民のみなさん!全国のみなさん!
閉鎖撤回をかちとるため、さらなるご支援・ご協力をお願いいたします!

閉鎖撤回の声を公立学校共済組合・同東京支部に集中してください!
■公立学校共済組合(玉井日出夫理事長)
・東京都千代田区神田駿河台2-9-5
・電話:03-5259-0011(代表)

■公立学校共済組合東京支部(比留間英人支部長)
・新宿区西新宿2-8-1 都教育庁福利厚生部内
・電話:03-5320-6812


閉鎖撤回を求める署名にご協力をお願いいたします!
■署名用紙を下のURLからダウンロードしていただき、印刷・署名の上、以下の宛先までお送りください。
http://www.toburoso.org/floracion-shomei.pdf

【署名送り先】
全国一般東京東部労組 宛
〒125-0062
東京都葛飾区青戸3-33-3 野々村ビル1階
ファックス 03-3690-1154

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1 コメント

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署名を送りましょう! (ひばり)
2014-08-27 19:35:07
皆さん、奮って署名を送りましょう!
閉鎖撤回を勝ち取りましょう!
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