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全国一般東京東部労働組合の記録

アイビイケイ支部安田さん労災損害賠償裁判に支援の傍聴を!

2010年05月21日 13時19分34秒 | 過労死・労災

(写真:08年11月、会社前で訴える安田さん)

(株)アイビイケイは労災事故の責任をとれ!
アイビイケイ支部安田さん労災損害賠償裁判に支援の傍聴を!

(株)アイビイケイ(ラーメン店フランチャイズ、麺製造)の石下工場に勤務していた安田さんは2005年、麺の原料を延ばすローラーの清掃をしていたところ、ローラーに指を巻き込まれ、左手の指3本を切断するという重大な労災事故に被災しました。

労災はもちろん認定されました。しかし会社は安田さんに対し、わずかな「涙金」とも言える見舞金を支払っただけでした。
安田さんは全国一般東京東部労組アイビイケイ支部に加入し、闘いを始めました。しかし会社は、労災に対する損害賠償について不誠実な対応に終始、安田さんはこのような会社のやり方に対し、2009年5月、裁判闘争に立ち上がりました。会社と会社代理人弁護士はあろうことか、法廷の場においても、安田さんの傷に塩をなすりつけるような答弁を行っているのです。

いわく「手指が巻き込まれることなど到底ありえない」「タオルから手を離しさえすれば容易に・・・事故を防止できた」「考え事に耽り注意を奪われていたために・・・手指を巻き込んだ」「事故の非は全面的に原告(=安田さん)にあった」「指を切断したのは悲しむべきことだが、原告自身がすべて行ったこと」「レスキューが来るまで辛抱すれば、指の切断に至らなかったものを・・・無謀にも自ら挟んだ指の筋と皮膚を切り落としてしまった」

「労災に被災したのは安田さん本人が悪い。会社には一切責任はない」。
会社はこういっているのと同じです。
労災に被災した労働者に対するアイビイケイのやり方はまったくもって許せません!安田さんの今後の生活をどう考えているのでしょうか。安田さんの苦しみを理解しているのでしょうか。

今回、この安田さん労災損害賠償裁判が証人尋問を迎えます。安田さん本人ももちろん証言を行います。そして、かつてアイビイケイに勤務していた労働者が、組合側証人として真実を証言するために立ち上がってくれました。
会社側を包囲するためにも、証人尋問にみなさんの支援傍聴を要請いたします。


■第1回(会社側証人・組合側証人主尋問、反対尋問)
 日時:2010年5月27日(木)13:30~
 場所:東京地裁614号法廷(6階)


証人尋問はこの日の他、以下の通りの日程であと2回行われます。ぜひみなさんのご支援を!
■第2回
 日時:同6月24日(木)13:30~
 場所:未定(決まり次第ご連絡いたします)
■第3回
 日時:同7月15日(木)13:30~
 場所:未定(決まり次第ご連絡いたします)

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