【速報】コナカ２０１０年春闘の賃上げ回答

（上の写真＝春闘決起集会でアピールするコナカ支部役員）

コナカが低額の春闘回答
赤字の犠牲を社員にかぶせるな！

株式会社コナカから本日（５月２０日）、私たち全国一般東京東部労組コナカ支部に２０１０年度の春闘賃上げ額の回答がありました。

会社回答は以下の通りです。

・正社員　平均１４７８円（昨年は４１６１円）
・パート　個別の査定で判断

私たちコナカ支部は今春闘で、正社員（約１１００人）には一律３万円の賃上げと、パート社員（約８００人）には時給を最低１０００円に引き上げるよう求めてきました。正社員については一昨年７２４５円、昨年４１６１円という近年の昇給額から見ても大きく下がった低額の昇給です。パートに至っては全体の昇給額として発表することもできないあり様です。

売り上げが伸びないのだから給料が上がらなくても仕方ない、という声もありますが、会社が赤字だからといって社員と家族の生活が破壊されていいわけがありません。赤字でも黒字でも生活にかかる費用は同じです。しかし、この間のボーナス減額や残業代カットなどで多くの社員と家族はギリギリまで生活費を切りつめているのです。今回の低額の昇給では、もともと正社員でもワーキングプアという状況を強いられている社員と家族は生活していけません。

売り上げの減少には会社の内部留保の吐き出しや経費の削減、役員の報酬カットなどで対応すべきです。赤字のツケを社員と家族にしわ寄せするやり方を許してはいけません。コナカ役員を「会社あっての労働者」ではなく「労働者あっての会社」という姿勢に立たせるために東部労組コナカ支部とともに声をあげていきましょう。