フソー化成 小林洋社長は労働者をさらし者にするな!
人権侵害・「拷問」的な不当労働行為を許さないぞ!
人権侵害・「拷問」的な不当労働行為を許さないぞ!
東部労組は4月28日、フソー化成の小林洋社長から苛烈な不当労働行為を受けている北澤組合員の激励、そして小林社長への抗議行動を同社東京工場前で緊急に実施しました。
北澤さんは現在、フソー化成東京工場において「警備・誘導係」なる業務に就かされていますが、その実態はまさに「拷問」と言えるほどの過酷なものです。
自らの名前を張り付けれた装備品を付けさせられ、「安全確認台」なるパレットを重ねた急造の、いわば「お立ち台」の上で9時間以上にわたり立ちっぱなしを強いられています(上画像)。それは「業務」とは名ばかりの、まさに「拷問」とも言えるものでした。
【参考】
小林社長のやり方は、「自分に逆らう者は許さない」とでも言わんばかりに北澤さんを「さらし者」にし、身体的・肉体的に追い込むという意味で、非人道的であり人権侵害そのものと言わざるを得ません。北澤さんの家族も「これは拷問だ」と怒っています。
4月28日午前8時、東京工場前に駆けつけた東部労組各支部組合員は「さらし者」状態で狭い「お立ち台」の上に立たされている北澤さんの姿を目の当たりにし、激しい怒りを新たにしました。
小林社長からの「拷問」に屈することなく歯を食いしばって闘い続ける北澤さんを参加者は力強く激励、「実際にこの目で北澤さんの姿を見たが、小林社長はなんてことをしてくれるんだ!許さない!」と小林社長への抗議を行いました。
小林社長の卑劣なやり方を近隣住民・通行人に訴える中で、それを聞いた人たちからは「ひどすぎる」「今どきこんな会社があるのか」などの声が上がりました。中にはフソー化成に抗議の電話をしてくれた人もいたほどで、小林社長のやり方が社会的にも許されないものであることが浮き彫りとなりました。
北澤さんは午前9時でこの日の「業務」を放棄し、ストライキに突入しました。それまでの間、東京工場に入ってきた取引関係の車両はわずか1台。さらに、ストライキに入った北澤さんに代わる「警備・誘導係」は配置されず、この「業務」がいかに必要性のないものか、また、北澤さんを追い込む「ために」設けられたものであるかがあらためて明らかとなりました。
参加者の大きな拍手に迎えられ抗議の列に加わった北澤さんは「社長を絶対に許さない!」との怒り、自らを貶める小林社長への憎しみ、そして「絶対に負けない」との決意を力強く、声高く訴えました。
フソー化成の取引先企業はこのような人権侵害の実態、そしてそれを主導している小林洋社長をどのように見るのでしょうか。組合は取引先企業への実態報告・要請なども検討中です。
北澤さん・東部労組は小林洋社長の卑劣なやり方を絶対に許しません!徹底的に闘います!
フソー化成小林洋社長への抗議の声、そして北澤組合員への激励・ご支援をお願いいたします!