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全国一般東京東部労働組合の記録

2/8 東部労組メトロコマース支部の非正規差別なくせ裁判 第14回口頭弁論報告

2016年02月10日 11時22分24秒 | 東京メトロ売店

写真=裁判後の報告集会も多くの支援者が集まって熱気にあふれた

2/8 東部労組メトロコマース支部の非正規差別なくせ裁判 第14回口頭弁論報告

東京メトロ駅売店の非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が正社員との賃金差別をなくすために起こした裁判の第14回口頭弁論が2月8日、東京地裁で開かれ、40数席ある傍聴席を大きく上回る支援者が駆けつけてくれて熱気にあふれました。

東部労組各支部の組合員やメトロコマース支部と同じく非正規差別をなくすための裁判を闘っている郵政ユニオンをはじめとする友好労組・個人の仲間が午前10時の開廷を前に法廷前の廊下に長蛇の列をつくりました。非正規労働者の問題を取材している報道関係者らも傍聴しました。

法廷では、会社側がひた隠しにしている正社員の賃金実態にからむ正社員の昇職のあり方について、組合側弁護団が厳しく追及しました。その結果、正社員の昇職について規則も内規も明記された基準・制度など存在せず、「ケースバイケースの運用でやっている」(会社側弁護士)というデタラメさが暴露されました。同じ駅売店で同じ仕事をしているにかかわらず、正社員と非正規労働者の間で労働条件に大きな格差を設けていることも合理的な基準などなく、会社側による差別的な「運用」で行われていることを示しています。

今後の裁判の進行を話し合った後、裁判長は証人尋問について「各人(原告の組合員)の仕事を中心に尋問していきたい」との考えを示しました。組合側は証人尋問に4人の原告全員が立つべく申請する方針です。間違いなく正社員と「同一労働」であったことを明らかにする決意です。

裁判は次回(3月24日)はいったん弁論準備という手続きを行います。当日は少数の関係者を除いて基本的に「非公開」という扱いになります。当日は報告集会も行いません。次々回は第15回口頭弁論として4月25日(月)午前10時から、また公開の法廷(631号)に戻って開かれます。報告集会も日比谷図書館4階小ホールで行います。したがって、ご支援いただいている皆様には、3月24日は支援傍聴の体制は取っていただかなくて結構です。一方、4月25日の口頭弁論にはこれまでと同様の支援傍聴と報告集会へのご参加を引き続きよろしくお願いいたします。

【東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判 第15回口頭弁論】

■日時:2016年4月25日(月)午前10時~
※ 10分前に法廷前に集まってください

■場所:東京地裁6階 631号法廷
(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口から徒歩1分)
※ 報告集会は裁判終了後すぐに徒歩で移動して日比谷図書館4階小ホールで行います。

<連絡先>
全国一般東京東部労組 書記長:須田光照
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org

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