(上の写真=第28回団体交渉に参加したメトロコマース支部組合員)
職場からいじめ・嫌がらせをなくそう!
すべての人が働きやすい職場をつくろう!
経営者は再発防止策を講じてください!
~メトロコマース支部 第28回団体交渉~
東京メトロの地下鉄駅売店「メトロス」で働く非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労働組合メトロコマース支部は10月5日、雇用主である東京メトロ子会社の株式会社メトロコマースとの第28回団体交渉を東京・上野の本社で行いました。組合側は後呂委員長ら6人、会社側は土佐取締役ら6人が出席しました。
主な議題は、ある女性組合員が職場の同僚から受けた「いじめ」についてでした。いきなり大声で罵倒されたり、言いがかりをつけられたり、侮辱されたりするなど連日、同僚から執拗な暴言や嫌がらせにあったため、その組合員は就寝しても眠れない状態が続き、体重も急激に減少するなど心身ともに健康を壊してしまいました。このままでは売店業務に専念できない状態になりました。
そこで組合を通して会社側に職場環境の改善を求めました。職場でいじめが起きた場合、いじめの静止はもちろんのこと、速やかな再発防止策や「加害者」に対する適切な措置などを講じる法的な義務が会社の経営者にはあります。
ところが、会社側の役員は被害を受けた女性組合員との面談で「あなたには協調性があるんですか?」、「(いじめている人と)譲り合いながら尊重していかないといけない」などと逆に説教するような姿勢でした。いじめにあいながらも必死で働き続けている販売員に、いたわりの言葉はまったくありませんでした。
いったい会社は「いじめる側」と「いじめられている側」のどちらの立場に立っているのでしょうか。会社経営者のいじめ防止義務を果たしているとは到底思えません。「加害者」の労働者に対して何の指導もやっていないのです。いじめの撲滅どころか第2、第3の犠牲者が出るのを待っているようなものです。これではすべての販売員がメトロスで安心して働くことができません。
この日の団交で組合側は会社の責任を追及しました。その結果、会社側は事実関係を調査したうえで必要な措置を講じることになりました。
私たちの労働組合は、正社員でも非正社員でも、女性でも男性でも、すべての働く人との団結を目指しています。メトロスで朝も夜も懸命に働いている販売員はみんな私たちの仲間だと思っています。しかし、同じ労働者の人格を傷つけ、精神的に追い詰めるような労働者の行為についてはきびしく批判します。私たちは断固「いじめられている側」に立ちます。いじめられている労働者の怒りや辛さを共有したいと思います。そして会社側がいじめ防止義務を果たすよう強く求めます。
メトロス販売員の皆さん!
職場のいじめに困っていませんか?
パワハラやセクハラに悩んでいませんか?
勇気を出して私たちに相談してください!
いっしょに働きやすい職場を実現しましょう!
全国一般東京東部労働組合メトロコマース支部(担当・須田)
電話 03-3604-5983
ファックス 03-3690-1154
メール info@toburoso.org
いじめは許されることではない 協調なんて 言葉が出ることもおかしな話 我慢しろといっているようにしか思えない。
いじめが悪化すれば精神障害 自殺になるかもしれない会社側安易に考えすぎ
何か事件になる前に対応を!
頑張ってメトロコマースの皆さん