東部労組市進支部は5月29日、東部労組各支部の仲間の支援のもと、市川で行われた市進ホールディングスの株主総会会場前でのアピール行動を行いました。
道行く人たちにビラを配り、不当解雇撤回を求める署名を集めながらアピールを行いました。ビラを受け取り、足を止めて組合の訴えに聞き入る人、「がんばれ!」と激励の声をかけてくれる人、街の反応は好意的でした。そして短時間にもかかわらず多くの署名が集まりました。
会場前でのアピールが続く中、市進HDの株を持っている組合員が株主として総会に出席しました。そして経営陣に対し、「労働組合とどのように向き合っていくのか」との趣旨の質問を行いました。経営側は「組合とは誠実に団体交渉を行っている」旨回答したそうです。
昨年・今年と立て続けに4名の組合員を不当な理由で雇い止め解雇にし、そして在職の並木委員長に対しても露骨な「授業外し」を行い、家族も含めて苦しませているやり方のどこが「誠実」なのでしょうか。組合つぶしを露骨に行っているのが市進という会社の実態です。
市進は「経営悪化」を理由に講師に対して賃下げをはじめとする労働条件の不利益を行っている一方で、株主に対しては、昨年に続き一株あたり10円の配当を行っています。市進HDの株式は一株約200円で配当率は約5%となります。他の企業や大企業と比較しても高い配当率です。経営の「痛み」を立場の弱い非正規労働者=講師に押し付け、一方で株式配当は確保する、労働者・現場の講師を省みないかのような姿勢を改めるよう組合は道行く人・株主に訴えました。
市進は不当解雇を撤回しろ!
経営責任を労働者に押し付けるな!
組合員の雇い止め解雇撤回を求める署名も引き続き呼びかけています。ご協力をお願いいたします。
■署名用紙を下のURLからダウンロードしていただき、印刷・署名の上、以下の宛先までお送りください。
http://www.toburoso.org/ichishin-shomei.pdf
【署名送り先】
〒125-0062
東京都葛飾区青戸3-33-3 野々村ビル1階
全国一般東京東部労組 宛
不誠実なのは、創業者でもあり、大株主でもある梅田威男氏も同じです。
株式上場企業・創業者として恥ずかしくないのでしょうか?