東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

市進支部 新型コロナウイルスに関連して要求書を提出

2020年03月21日 09時09分33秒 | 学習塾・予備校

東部労組市進支部は3月2日、会社に対し「新型コロナウイルス感染症に関する要求書」を提出しました。

要求書の大きな柱としては主に2つです。
ひとつは、会社としての新型コロナウイルス感染予防対策です。
要求書では、「新型コロナウイルス感染予防について、企業として何を行っているのか」などについて質しました。

そして2つめは講師の待遇・労働条件についてです。

2月26日に政府が発した全国一斉休校要請をうけ、市進支部組合員が勤務する教室も含め、すべての市進学院の教室が3月3日より同19日まで休校、授業は中止となりました。

この会社の対応をうけ、組合は講師の労働条件について質しました。
市進の常勤講師・嘱託講師の賃金はおおむね「時給」と「コマ給」によって構成されています。「コマ給」は教室での授業に対し支払われるものです。
講師は休校期間中、教室に出勤し電話対応等の限定的な業務を行いましたが、授業は行っていません。
このことをもって会社は、休校期間中の講師の賃金につき「時給のみの支払いで、コマ給は支払わない」旨の通知を行ってきました。
「時給のみの支払い」となった場合、講師は大幅な減収となります。

コマ給も賃金の一部であり重要な要素である以上、コマ給も含めた賃金補償が本来のものであるはずです。
講師の賃金補償を「完全な形」で行うよう、組合は強く会社に要求していきます。

要求事項についての詳細な回答・説明は4月10日の団体交渉で行われることとなっています。

市進関連の職場で働くみなさん
学習塾業界で働くみなさん

休校や授業キャンセルなどにともなう賃金補償、労働条件で疑問・お困りのことがありましたら東部労組・市進支部にご相談ください!
【連絡先】
電話03-3604-5983/03-3604-1294
mail:info@toburoso.org

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 港南支部 不払い残業代取り戻... | トップ | 3.20・21「新型コロナウイル... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

学習塾・予備校」カテゴリの最新記事