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「労働時間」に関連したメール相談事例(2016年9月分)のまとめ

2016年11月28日 08時52分01秒 | 労働時間

 みなさんへ
2016年9月に、労働相談センターと東部労組に寄せられた「労働時間」に関連したメール相談の事例を紹介します。

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「労働時間」に関連したメール相談事例(2016年9月分)のまとめ
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2016年11月28日

1、 55歳。店で10年勤続のアルバイト。店長が変わったとたんに、シフトが大幅に減らされだしました。店長は「これからは若い人で店を運営するので、シフトは若い人優先です」と言います。この10年、今までの店長は月20日のシフトを入れてくれていました。このままでは家賃も払えません。どうしたらいいのでしょうか。

2、 昨日も16時間労働でした。毎日過重労働です。1ヶ月半で7キロ痩せてしまいました。タイムカードはありません。

3、 学習塾。13時間拘束、9時間実働、4時間半の休憩というシフトを無理やり組まされています。残業代もでません。

4、 休日でも夜でも365日、携帯にお客からの問い合わせがあり、出ないといけません。精神的・肉体的負担が半端ではありません。しかし、この時間を会社は労働時間としてはみてくれません。大したことはないだろうと、まるで他人事です。

5、 看護師。朝から夜の10時や11時まで仕事があり負担が重すぎます。残業代はしっかり出ていますし、休みも週2日あり、その点では違法ではないのですが、長時間労働に対して、病院側は人を増やして解決しようとする姿勢は一切ありません。

6、 助けてください。今年6月に入社した会社なのですが、毎日3時間の残業が強制されています。どうすればこの状態を止めさせることができるでしょうか。

7、 農業法人勤務。法人は「農業は労基法適用外だ」と言います。幾ら残業や休日出勤をしても割増賃金が出ません。本当に法的に問題はないのでしょうか。

8、 みなし労働時間制の問題点。我が社では、一日のみなし労働時間が7時間30分とされていますが、毎日最低9時間は労働をさせられています。12時間労働日もあります。残業代は少額の固定手当だけで、他にはありません。

9、 18時以降は会社内への立ち入りを禁止されています。仕事が多い時はやむを得ず、自宅に仕事を持ち帰り1日最低1時間は内勤をします。この時間への賃金や残業代は支払われていません。

10、         老人ホームの看護師。夜勤と日勤の二交替勤務です。夜勤を月12回し、日勤は5日間から7日間です。「夜勤・夜勤・明け・夜勤」の「明け」の日は朝8時まで勤務していますが、公休扱いです。翌日は仕事にでます。これで公休と言えるのでしょうか。

11、         清掃会社。労基法では6時間を超える労働では少なくても45分、8時間を超える場合は少なくても60分の休憩時間を与えなければならないと規定されていますが、我が社では清掃員全員が、休憩時間にタオルたたみや仕事の準備をさせられています。これは労基法違反ではないですか。

12、         ホームセンター勤務。休憩時間は2時間あるのですが、実際は、上司に呼ばれたりして休めません。疲れて辞める人も多いです。

 

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NPO法人労働相談センター
http://www.rodosodan.org/
 
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http://www.jca.apc.org/j-union/

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