(写真=ワタミ経営者の参院選出馬に反対して今年6月に自民党本部に要請したワタミ過労死遺族)
第7回中島富雄賞授賞式への皆さんの参加をお願いします!
8/4(日)過労死をなくそう!龍基金 第7回中島富雄賞 授賞式
ワタミ過労死遺族の闘いを応援してください!
過労死防止基本法を制定しよう!
~記念講演~
「労働は商品ではない~命と働く尊厳を守るために~」
講師:東海林 智さん
(『毎日新聞』記者、新聞労連前委員長)
日時:2013年8月4日(日)午後1時~(午後12時半開場)
場所:すみだ産業会館ホールD(JR錦糸町駅南口すぐのデパート丸井8階)
参加費:無料
主催:過労死をなくそう!龍基金
後援:NPO法人労働相談センター
協賛:『週刊金曜日』
問い合わせ:NPO法人労働相談センター内「過労死をなくそう!龍基金」事務局の須田
電話03-3604-1294 FAX03-3690-1154 メールconsult@rodosodan.org
過労死をなくすために活動している「過労死をなくそう!龍基金」は、第7回中島富雄賞授賞式を8月4日(日)午後1時から東京・錦糸町のすみだ産業会館ホールDで開催します。
当日は居酒屋のワタミで2008年に過労自殺した森美菜さん(当時26歳)の両親である豪さんと祐子さんが出席し、ワタミとの闘いの現状を報告します。ワタミ渡辺美樹前会長の参院選立候補に反対して自民党本部前で6月28日に抗議要請行動を行った動画も上映します。ブラック企業に怒る皆さんのご参加を是非お願いします。
第1部の授賞式では、過労死をなくす立場からキャンペーン報道している『東京新聞』の中沢誠記者と皆川剛記者、『産経新聞』の小野木康雄記者の3人を表彰します。第2部では『毎日新聞』記者で新聞労連前委員長の東海林智さんが「労働は商品ではない~命と働く尊厳を守るために~」と題して記念講演を行います。また、当日は「過労死防止基本法」の制定を求めて活動している全国過労死を考える家族の会代表の寺西笑子さんのアピールも予定しています。
(下の写真=記念講演を行う講師の東海林智記者)
授賞式を協賛いただいている『週刊金曜日』よりメッセージが寄せられましたので以下に掲載します。
「過労死をなくそう!龍基金 第7回中島富雄賞授賞式」によせて
2013/8/4
『週刊金曜日』発行人 北村肇
新しい奴隷制がすでに社会に浸透してしまっています。「支配者」はムチを使いません。直接、奴隷の命を奪うわけではありません。生かしたまま、徹底的に労働を搾取する。「使い物」にならなくなったら平然と捨て去る。これが21世紀型奴隷制の姿です。
「支配者」にとって、労働者の過労死は痛くもかゆくもありません。奴隷は「人間」ではなく、取り替え可能なパーツにすぎない。だからその死は「機械部品が壊れた」程度のことなのです。
もっと怒りましょう。心の底から。人間の尊厳を踏みにじるほど、許せないことはありません。考えることも涙を流すことも奪われ、人としての誇りすら感じるいとまもないままに死を迎えた人々。その無念をはらすため、考え、怒り、行動するのが私たちの責務です。
【アントニオ猪木氏、山本太郎氏らも登院】
◇巨大与党
午前8時の国会正門開門の30分前。一番乗りした自民新人の高野光二郎氏は「(一番乗りは)予想外。こんな大勢に囲まれたのは初めてです」。国会議事堂に一礼し、踏みしめるように歩を進めた。自民の新人たちは、巨大与党の中でどう存在感を示すかが問われそうだ。山下雄平氏は「おごっていると言われないよう気を引き締めたい」。
居酒屋チェーン「ワタミ」創業者の渡辺美樹氏は社員の過労死の責任を聞かれ「5年かけて命がけで反省してきた。ブラック企業ではない」と話した。
与党議員には麻生太郎副総理の憲法を巡るナチス発言への質問も飛んだ。元大阪府知事の太田房江氏は「『ナチス』は撤回したが、言葉の選び方が不適切だ」と話したが、公明の佐々木さやか氏は「新人でございますので、ほかの方の発言には……」と歯切れが悪かった。
◇野党
民主党の数少ない選挙区の新人当選者となった森本真治氏は長男(6)、長女(1)ら一家総出で登院。「子育て世代が頑張れるような日本にする」と表情を引き締めた。
議席増の共産、吉良佳子氏は153センチの体が記者に囲まれると見えなくなった。ハンカチで汗をぬぐいながら「ブラック企業をなくし、就職氷河期の若者の実態を届けたい」と笑顔を見せた。
維新のアントニオ猪木氏は赤いマフラーを首に巻いて登場。かつて「消費増税に延髄切り」と発言して話題になったが「(消費税は)いずれ上げないと経済が成り立たない。慎重に考えていきたい」と控えめだった。
元安倍晋三首相秘書官のみんな、井上義行氏は当選後、安倍氏と2回電話で話したといい「今でも親しいが、消費増税は凍結を訴えたい」と述べた。
いいんですか↑こんなブラック企業を野放しにして。