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全国一般東京東部労働組合の記録

シリーズ「解雇理由」2016年3月分

2016年05月09日 08時54分48秒 | 不当解雇
 
みなさんへ。
シリーズ「解雇理由」です。
2016年3月にNPO法人労働相談センターと全国一般東京東部労組に寄せられたメール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。
 
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「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例(2016年3月)のまとめ
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2016年5月9日
 
1、 契約社員として10年以上勤務。突然親会社から現会社の閉鎖が通知され、全社員が「整理解雇」だと言われたが、何故「整理解雇」なのかの会社側の事情について、何の説明もないし一円の補償もない。こんな「整理解雇」が有効なのか。
 
2、 私のてんかんの持病を理由に会社が解雇しようとしている。仕事は人並みにやっていて、これといった問題はないのに、理不尽ではないか。
 
3、 3社の面接を受けて、2社をお断りして、一社と雇用契約を取り交わした。にもかかわらず、その会社から入社3日前に「採用取り消し」の連絡がきた。人の一生を左右するのに、こう軽々と採用を取り消していいものなのか。ひど過ぎる。
 
4、 派遣社員。契約終了の通知があった。その理由として「コミュニケーション不足」と言われたが、長い間働いていても一度もそんな指摘をされた事がない。
 
5、 テレアポのアルバイト。一ヶ月毎の契約を繰り返してきたが、この度、契約途中で、会社が事業撤退となり、電話で突然即日解雇の通知をされた。解雇予告手当は請求できるか。
 
6、 メーカーの研究・開発部門に勤務。日米欧で複数の特許も取得している。会社の都合で開発部門は中止となった。製造部門への異動の内示があったので、もともとの契約と異なるので、製造部門への配転を拒否したら、懲戒解雇を視野に入れた警告書がでた。
 
7、 お店でパート。他の人と時給の上がり方が違うので、疑問を感じ、オーナーに伝えたら、オーナーが謝罪してきて、過去までさかのぼって支払ってきた。しかし、数日したら「あれはそもそも示談金だった」「辞めるかこの場で決めろ」と怒りだし、あげく「あの金は返せ」と言うので、怖くなり返してしまい、退職させられた。
 
8、 社長ミーティングの場で「来月までに業績が改善されない場合は、部署を解散する」と言われたが、目覚ましい業績改善は達成されなかった。その後、社長からLINEで「職さがししてください」とメールがきた。この会社は全ての社会保険にも入れてくれず、雇用保険すらない。
 
9、 50代。認知症を発病。会社から診断書の提出を求められ「精神障害者の雇用枠はない」と言われた。
 
10、 20年勤続。持病はあるが、持病を理由に休んだことは一度もない。ところが、「持病」を理由に解雇された。こんな事が許されるのか。また、持病があることは会社には秘密にしていたのに、この点でも疑問があります。
 

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