シリーズ「解雇理由」2017年9月分

みなさんへ　
シリーズ「解雇理由」です。
2017年9月にＮＰＯ法人労働相談センターと全国一般東京東部労働組合に寄せられたメール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。

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「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例(2017年9月)のまとめ
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労働組合
2017年11月6日

1、 アルバイト。会社の都合で突然お店を休みにする日が何度もあります。シフトが入っていたのに休まされても賃金補償はありません。これではさすがに困ると上司に相談すると、「明日以降は出勤しなくていいです。今までありがとうございました」とlineが入りました。

2、 スーパーのテナント店勤務。休憩が取れない時は加給の申請をする決まりがあります。しかし、実際は申請をすると会社からにらまれるので、文句を言われるぐらいならと、接客中の時は他人にタイムカードの打刻を3回頼みました。この行為が不正だとして解雇されました。

3、 アルバイト。解雇されました。解雇理由がまるで言いがかりで、二転三転します。

4、 会社は私を自分から辞めさせようとしてきます。私の仕事をハローワークに求人募集までしています。他にも色々な事で嫌がらせをしてきています。このような退職強要に違法性はないのでしょうか。

5、 職場で盗難事件があり、真犯人が逮捕されましたが、真犯人が見つかる以前に、何の証拠もないのに私を犯人扱いにして、長期の自宅待機を命じ、私はその結果退職に追い込まれました。私の無実は晴れたのに、会社からは一言の謝罪もなく、私の名誉は全く回復されていません。

6、 派遣社員。派遣先から「仕事が暇だから、次回の更新はない」と言われました。派遣社員の中で私だけ更新されません。派遣先に派遣社員をこのように選択することが許されているのでしょうか。

7、 個人事業主が息子に代替わりしました。形式的には廃業⇒創業となります。問題は「廃業」に伴う社員の解雇です。自由に解雇していいのでしょうか。実態は今まで通りの事業が継続されていますから、正当な解雇理由がなければ「不当解雇」にあたるのではないでしょうか。

8、 残業代もなく、ボーナスもない会社で2年近く働いたあげく「仕事の適正がない」との理由で解雇されました。

9、 派遣社員。契約期間中でありながら、派遣会社から「退職願い」を渡されサインを求められました。「私は辞める意思がありません」と言っても結局書かされました。

 

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