動画・『日本の加害の歴史』須田光照
皆さんへ
新動画・<『日本の加害の歴史』須田光照 >の紹介です。
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2018年7月10日の東部労組学習執行委員会のテーマは「日本の加害の歴史」です。講師は須田光照書記長です。
前回5月15日の学習執行委員会は、「—労働組合と戦争協力ー戦前労働組合の右傾化についての検証 菅野存」でした。
https://youtu.be/DSO_aHokmnE
https://youtu.be/DSO_aHokmnE
前回に引き続いての学習会です。
今年は明治元年(1868年)から150年目にあたり、安倍政権は「明治の精神に学ぼう」と賛美していますが、日本の近現代史は朝鮮、中国、アジア各国を侵略し植民地支配した歴史でもあります。
南京大虐殺、日本軍「慰安婦」、関東大震災時の虐殺、強制徴用、731部隊による人体実験、植民地での皇民化教育など、日本はアジア民衆の命と生活、尊厳を踏みにじりました。
日本の植民地支配に抗してアジアの人びとは勇敢な民族解放闘争に立ち上がりましたが、残念ながら当時の日本の労働者民衆の側はそれと連帯する力が弱く、最終的には労働組合も含めてむしろ侵略戦争に協力する側(=加害者)に転落してしまいました。
広島・長崎への原爆投下や東京大空襲など、日本の労働者民衆も大きな被害を受けたことは事実ですが、私たちがまず知るべきなのは日本が他国の民衆を差別抑圧したという加害の歴史ではないでしょうか。
ところが、現在の日本には政治家が過去の侵略戦争を隠ぺいし、美化し、誇りにすらしようという動きがあります。「民衆」の側からも街頭やインターネットで在日外国人へのヘイトスピーチを繰り返す排外主義が台頭しています。
安倍政権はこの間、秘密保護法、戦争法(集団的自衛権)、共謀罪の新設など、再び「戦争ができる国」づくりへの布石を次々と打っています。そして、今秋から来年にかけて、ついに憲法の改悪にも手をつけようとしています。
私たちは労働者の生活と権利を守るため、職場の労働条件を維持向上するという基本的な役割とともに、反戦平和・改憲反対の政治闘争にも先頭で参加し、戦争国家化を阻止していく必要があります。そのためには加害の歴史を知り、今度こそアジア民衆との団結を実現し、戦争と搾取と差別を生み出す社会を変えていかなければなりません。
是非一緒に学習しましょう。