労組反戦実行委が10.6自民党前行動への結集を訴え
全国一般東京東部労組が参加する労組反戦行動実行委員会は9月21日夜、東京・水道橋で宣伝行動を実施し、10月6日の「労働者反戦アピール自民党本部前行動」への結集を訴えました【写真】。
各労組から集まった参加者のリレートークでは、「今こそ労働者・労働組合が先頭に立った戦争反対の行動が求められている」という声が次々とあがり、10.6自民党行動にみずからが立ち上がる決意を明らかにしました。水道橋を行きかう労働者にはビラを配りながら、労働組合で団結して職場からの反戦運動をともに起こそうと呼びかけました。
情勢は戦争に向けて刻々と進んでいます。首相の岸田は今月13日に再改造内閣を発足させた際の記者会見で「憲法改正のための布陣を強化する」と表明し、戦争ができる憲法へと改悪する方針を掲げました。
また、今月4日に最高裁が沖縄・辺野古新基地建設で国の工事推進にお墨付きを与える不当判決を出したことは、労働者人民の命や生活を犠牲にしながら日本が米軍と一体で戦争を準備する体制にしゃにむに突き進む姿勢を示しています。
福島原発の汚染水を海洋放出したことを受け、日本政府が中国や韓国など周辺諸国の人民からわき起こった当然の抗議の声に居直り、水産物の輸入停止措置をとった中国への敵がい心をマスコミで煽り立てていることも戦争に不可欠の排外主義をひろげる狙いです。
このように戦争への危機は高まっていますが、労働者には戦争を止める力があります。先月末にそごう・西武の労働組合がストライキに入って西武池袋の百貨店が臨時休業に追い込まれたように、あらゆる職場でストライキを打つ「ゼネスト」が実現すれば、資本家や政府がどれだけ戦争を起こそうとしても不可能です。
社会の主人公である労働者の団結と闘いで戦争を食い止めるため、すべての労働者・労働組合は10.6労働者反戦アピール自民党本部前行動によってたかって参加しよう!
【10.6労働者反戦アピール自民党本部前行動】
■集合日時:2023年10月6日(金)午後6時20分
■集合場所:参議院議員会館前
(東京都千代田区永田町1-7-1、東京メトロ「永田町」駅2番出口すぐ)
※ 参議院議員会館前に集合後、参加者全体で徒歩により自民党本部前に移動します。
※ 雨天決行
※ できるだけ労組旗や団体旗をご持参ください
■連絡先:労組反戦行動実行委員会(事務局)
・全水道東京水道労働組合
電話03-3814-3795/FAX03-3815-5341
・全国一般・全労働者組合
電話03-3234-1816/FAX03-3234-3026
・全国一般東京東部労働組合
電話03-3604-5983/FAX03-3690-1154