「社会主義に向かう労働運動」駅頭情宣を実施
全国一般東京東部労組は1月28日、地元の駅頭で「社会主義の実現」を宣伝する行動を実施しました【写真】。
この情宣活動は、昨年11月の東部労組第51回定期大会で「社会主義に向かう労働運動」を現代的に復権する路線が確立されたことを受けた実践のひとつとして取り組みました。
当日は午後6時から東部労組事務所の最寄り駅である葛飾・お花茶屋駅前で、「資本家・経営者による『金もうけ第一』の社会を変えよう!搾取のない社会・社会主義を実現するため職場で、地域で声をあげよう!」という横断幕を掲げながら、「人が人を搾取する資本主義に未来はない。生きる困難に苦しんでいる多くの労働者人民にこそ社会主義が必要だ」という基調の内容を組合員がマイクで訴えました。
通行人に配布したビラには、上昇し続ける物価のいっぽうで労働者の実質賃金が下落し続けていること、それどころか軍事費の増加のための「財源」としての増税さえ行おうとしている資本家や政府の動向、また職場でも長時間労働・残業代の不払い・非正規労働者の低賃金が横行している問題を取り上げ、これらはすべて現在の社会が資本家が労働者を搾取して利潤を追求する「金もうけ第一」の資本主義社会だからだと指摘したうえで、搾取をなくして労働者が社会の主人公となる社会主義の実現を呼びかけています。
東部労組にとって地域の人たちに向けて社会主義を正面から宣伝する初めての情宣活動でしたが、立ち止まって横断幕に目をやる人や自分からビラを受け取りに来る人もいて注目を集めました。この情宣活動を東部労組では当面の間、毎月実施していく計画です。
あらゆる職場と地域で「社会主義に向かう労働運動」の旗を掲げ、労働者人民の力で資本主義社会を倒して根本から新しい社会をつくる歴史的任務をよってたかって担っていこう!