みなさんへ
2015年1月に、NPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「労働時間」に関連したメール労働相談の事例を紹介します。
********************************************************
「労働時間」に関連したメール労働相談事例(2015年1月分)のまとめ
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2015年3月30日
1、コンビニでアルバイト。「一日9時間労働で休憩は30分」とされている。これって違法じゃないですか。
2、会社に労基署の立ち入りが入り、時間外労働を削減する改善の是正命令を受けた。しかし、悪徳社労士と組んだ会社は、会社が勝手に選んだ労働者代表と36協定を策定し、特別条項として年間960時間、月100時間にして労基署に提出し、労基署も受理してしまった。このどこが「削減・改善」なのでしょうか。
3、会社に対して、残業代未払いを問題にしたら、会社が「以前体調不良で休んだ日数分返せ」と言ってきた。
4、ホテルの客室清掃。朝9時定時なのに、30分前から会議が入っているが、賃金は9時からしかもらえない。また、賃金が30分単位なので、例え29分でもタイムカードに打刻するとその29分はただ働きになる。
5、新宿ハローワークの紹介で週2日休みで入社したが、実際は月に3日しか休みがなく、週の労働時間も60時間は超えているのに、固定残業代3万円しかもらっていない。
6、大手スーパーの●●●屋です。●●●屋では、すべての店舗で、タイムカードを押させてからのサービス残業が大手を振ってやられている。「これが普通だ」と店長らはうそぶいている。ハローワークの書類には残業は月10時間程度とも記載されていたのに、ブラックすぎる。
7、百貨店に入っているお店。うちは、残業をするとその時間をプールしておき、風邪などで休みたい時に使用する仕組みをとっていて、その為、残業代は一円もでません。自分も何百時間分もプールされている。
8、介護施設。入社する際「基本給15万円」という約束だったのに、「間違いだった」と基本給を1万円削られた。「宿直はあるが、宿直手当は払いたくない」「残業はあるが残業代は払いたくない」とも言われた。
9、営業職。毎日終電近くまで事務所内で働かされているのに、残業代がない。営業だから仕方ないのか。
10、「残業をしないならクビだ」と言われた。入社時に残業はできないと了解をとってあったのに、月40時間~100時間も残業をやらされる。やりたくない。
11、パート。たまたま出勤簿を見たら、毎日30分早退していることになって、その分の賃金が削られていた。自分は1日も早退した覚えはない。
12、農業生産法人に休日や時間外労働などの労基法は適用されないのでしょうか。「一日8時間、週休2日」が入社時の約束なのに、まったく守られない。
13、飲食業。人手で不足を理由に一日12時間、休憩は30分のみ。改善してほしい。
////////////////////////////////
労働相談はこちらへ
NPO法人労働相談センター
http://www.rodosodan.org/
全国一般東京東部労働組合
http://www.toburoso.org/
ジャパンユニオン
http://www.jca.apc.org/j-union/
******************************************************************
動画(東部労組関連)一覧表
https://www.youtube.com/user/The19681226002/videos