東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

昔の話

2006年02月06日 16時30分41秒 | Weblog
今でこそ僕も労働相談センターのスタッフとして労働相談を受けていますが、数年前までは僕も勤め人でした。

従業員30名くらいの中小企業だったのですが、僕は一応「主任」ということで、面接もやってました。

そこで僕が応募者に言っていたこと。「有給休暇はありますが、休日の前日はとれません。続けてとることもウチではできません」「残業代は40時間まで支払います」などなど・・・。

僕の言葉で、「会社ってそういうものなのか」とあきらめた労働者が何人いることでしょう。その意味で、僕の責任は重いのでしょう。

でも、いま法律の知識を得て、それを労働者に伝え、問題解決の役にたてれば、それが僕なりの「償い」なのでしょうか・・・。
(ありかわ)
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9 コメント

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伝えること (やまめ)
2006-02-06 22:42:29
私も有給休暇のことは労働組合に入って知ることができました。今思うとずいぶんと損なことをやらされてきましたよ。本来は皆さんの活動されていることは税金で食っている役人の仕事だと思います。本当にご苦労さまです。私も何らかの形で応援します。頑張ってください。
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Unknown (ルノワール)
2006-02-06 23:36:26
ある労働者は真面目な顔で有給は一年で使い切るのは悪いと思っている。一言僕は言ったオラは休むけどねと。その人は有給取りすぎると普通の会社だと首だよとも言っていた。少々説明したが、まったく困ったもんです。
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無知の犯罪性 (いちろう)
2006-02-07 00:32:16
当たり前の、最低の、すごく簡単な法律も知らない無知な人々!この私たちの無知がどれほどの悲惨をお互いに与えていることでしょうか。



この無知でどれほどの経営者が莫大な利潤を独り占めしていることでしょうか。



ありかわさんの過去に犯したというこの記事はとても深いことを私たちに教えている気がします。ありがとう。



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Unknown (コミー)
2006-02-07 17:15:34
私がかつて働いていた司法書士事務所では、

「有給は年4日」でした。(アルバイトではありません)



それは労基法違反ですよ、あなたそれでも法律家ですか?と言ったところ

「(労基法は司法書士試験の)受験科目じゃねぇ」と言っておりました。



人を雇っている自覚なしです。







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そんなの司法書士ではない (山女の憧れ)
2006-02-07 21:49:18
世の中いろんな人がいるけれど、憧れの司法書士にそんな人がいるなんて人の夢を壊すな!
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目が点 (ひろしです)
2006-02-08 07:43:04
人の夢を壊す本当にひどい司法書士です。



品性下劣な人は弁護士にも多いです。

以下、つい最近の交渉の場での会社側弁護士の発言

「今時、残業代なんか払っている会社世間にある?」「あきらめて早くいいとこ探したら」「(労働者)本人がいらないって言えば(残業代)払わなくてもいいんじゃないの」

僕ら組合側の交渉員は目が点になりました。



ちなみに、この時の闘いは勝利的に解決し、この弁護士に対しては厳しく「糾弾・教育」しましたが、「僕はなんとか大学で講師してんだよ」と自慢するありさまでした。

なさけない話です。

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追記 (コミー)
2006-02-08 14:23:40
その品性下劣な弁護士の事務所には、『ゴー○○○゛○宣言』が全巻並べられていたということです。

救いようがないです。

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Unknown (がんばってください。)
2006-02-14 19:16:04
有川業平さん悩める労働者のために頑張ってください
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Unknown (ちっち)
2006-03-14 16:48:17
前にバイトしていたところでは上のひとが右を向いていなさいと言えば職員全員が従うという所がありました。でも何も知らなければそれが普通になって誰も不思議に思わないのです。今になると恐いことだと思いますがその時は何も分かりませんでした。
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