釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

なごみの湖 謎の『鱒玉』現象 part2

2018-11-02 08:25:00 |  実釣
part1からの続き

気持ちを入れ換えるつもりでルアーチェンジをする事にしました。

前回の本湖で、唯一アタリのあったグルグルXです。

前回の功績もあり、補欠組からレギュラーへと昇格です。

昇格したところでは御座いますが、結局このルアーも釣れなかったので割愛させて頂きます。

その後のチョイスはセニョールトルネードです。

これで初めてヒットしますが、やり取りの末にバラしてしまいました。  

この後は、ルアーとバレたのかパタリと反応がなくなりました。

次にチョイスしたのは、最近購入したプレッソローリングクランクJr.です。

クランクは、私にとって今年本湖で一番釣れているルアーのような気がします。

Jr.を使うのは初めてでしたが、数投したその時です!

ロッドに重みがあり巻き合わせで上手く乗せる事出来ました!

ここで、ドラグがギュイーンと鳴り響くはずだったのですが、重みは有るもののドラグがギュイーンと鳴りません。

でも釣れている感覚はあります。

難なくよせてネットインしたのですが…

サイズは40㌢くらいで良いのですが、恐ろしくスレンダーです。

元気もなく、既に力尽きている感じです。

ダイエット中なのか、夏の疲れが出たのかは分かりませんが、釣ってしまった事に対し、申し訳ない気持ちで一杯になってしまいました。

ごめんね…ごめんね…と謝りながら、優しくリリースします。

どんよりした気持ちで再開します。

しばらくJr.をキャストしますが、アタリも無く時間だけが過ぎて行きます。

そろそろこのJr.にも飽きてきたのでルアーチェンジをしました。

Drミノージョイント5Fプレッソチューンです。

このルアーは、渓流で使うつもりで購入したのですが、良く良く調べてみるとエリア用に開発されたミノーであり、渓流の様な流れの強い所で使えるような作りになっておりませんでした。

買った後に気付くあたり、最下級の名に恥じぬ間抜けぶりでございます。

まぁ、いいでしょう。

ここはエリアです。

実力を試させて頂きましょう。

説明通りにキャストしてスローに巻いてくると、なんとも艶かしいクネクネした泳ぎを見せてくれます。

シマノの『ふわとろ』と似た感じでしょうか。

フローティングなので、シャローを泳いでいる姿が良く見えます。

しかも、白っぽいレッドグローペレットカラーなので、遠くても良く見えます。

何か釣れそうな感じがしました。

そして、予感は的中したのです。

キャストして、ヌルヌル泳がしていると、いきなり引ったくる魚影が見えました。

大して合わせる必要もなく、いきなりドラグがギュイーンと鳴りました!!

一気に走り出します。
無理をせず、ロッドを立ててレインボーの引きに耐えます。

久々のパワフルな魚です。
最下級とは言え、逃がす訳には行きません。

すると、今度は桟橋の下に一気に突っ込んで行きます。

ロッドを水中に突っ込んで、桟橋にラインが擦れないように耐えます。

そして、観念したのか此方に寄ってきました。

そして遂にネットインです!!
40㌢位のレインボーです。

やりました!!

久々にこのワイルドな引きを堪能できました。

なごみの湖は、最新部12㍍もある人造湖で、ここで生き抜いたレインボーの筋肉質でパワフルな引きを味わってしまうと、病み付きになってしまいます。

楽しかった!
これで満足出来ました!!

もう、帰ってもいいのですが、Drミノージョイント5Fプレッソチューンが私に語りかけてくるのです。

DMJ5FPT『ボク マダ ツレルヨ』

『そうか、そうか』と納得した私は、再度キャストを始めました。

すると、第2桟橋の釣り師が此方へ来るではありませんか。

そして、私が占拠していた第3桟橋へとやって来たのです。

釣れている所へ移動するのは釣りの定石ではありますが、私は他の人の邪魔になりたくないのでここに来たのです。

『それなのに…それなのに…』と、心の中で叫んでも聞こえるはずも無く、気の弱い私はここの第3桟橋から旅立つ事にしました。

とは言え、ここが今日のヒットポイントであるのは間違い無さそうなので、普段はつかわない、第2桟橋と第3桟橋の間にある浮き桟橋へ入りました。

ここは、湖を渡してある桟橋では無く、岸と平行に設置された桟橋です。

ここは、非常に狭く入れても精々二人です。
なので、見ず知らずの人が釣っていると、入るのはかなりハードルが高い桟橋になります。

早速湖面をチェックすると、立木の向こうに大きな影が見えます。

よーく目を凝らして見ると、沢山の魚の影です。

赤丸の所ですが、無数のレインボーが集まっています。

本湖でこのような現象を見たのは初めてです。

なごみの湖のHPに書かれていた『鱒玉』とは、このレインボーの群れの様です。

魚がいる所へキャストするのも釣りの定石です。

早速キャストし、『鱒玉』の上をヌルヌルとDrミノージョイント5Fプレッソチューンを通過しかけたその時でした。

下から躊躇なくバイトしてきました。
 
丸見えなので、即合わせに対応出来ます。

これも先程のレインボーに負けない元気さですが、パワーは今一つでした。

サイズは先程より小さく35㌢位です。

しかし、ここから怒濤の5連続ヒットです!

レインボーをサイトフィッシングで釣るので、このドキドキ感とパワフルな引きの強さと、大ジャンプの応酬に楽しさ爆発です!

しかも、全てが40㌢クラスです。

最下級がこんな事でいいのでしょうか?

明日、死ぬんじゃないかと不安になります。

5連続ヒットの内、2匹はランディング直前でバレましたが、3匹は水揚げに成功しました。

その中で、本日のベストレインボーです。
サイズは45㌢位で、体高のある魚体です。

もう楽しくて仕方ありません!

最下級のクセに生意気過ぎます!!

ところが、この5連続の後、『鱒玉』がスゥーーーと薄くなり、消えてしまいました。

その後は、何を投げても釣れなくなってしまいました。

何故、あそこで群れをなしていたのか?

しかも、その中へDrミノージョイント5Fプレッソチューンを通すと、何の警戒もなく釣れるのです。 

私にとって謎現象です。

しかし、釣り師としては大満足です。

あまりにも上出来な結果となりましたが、自分の実力ではなく、成行で見つけた『鱒玉』のお陰と言った所ですね。

もし、『鱒玉』を見つけられなかったら、最初の『スレンダーレインボー』の写真を『マッチョレインボー』に加工し、立派なレインボーを釣った話しにすり替えていたかもしれません。

こんな風に…(スレンダーをマッチョに加工しております)

最近の画像編集はスゴいですね。

一つ間違わないで頂きたいのですが、釣り師として最下級でも、人としてはその一歩手前くらいで踏みとどまっている人間です。

上の画像以外、他の画像に偽りの細工は入れておりません。

しかし…上のスレンダーレインボーの画像の方が、加工している様に見えるのは私だけではないでしょう。

その後は、『鱒玉』が現れる事もなく、12時近かったので納竿としました。 

受付に戻りレインボーの群れについて報告したところ、ダンディー管理人さんが『鱒玉』の存在と、そこを狙うのが釣果を伸ばすコツだと教えて頂きました。

この日は昼から『鱒玉』があちこちで見られたと、HPに記載がありました。

それにしても、Drミノージョイント5Fプレッソチューンは良い仕事をしてくれました。

そろそろ、師匠と朽木管理釣り場へ行く話があり、これは秘密兵器になるかもしれません。

もう少し、カラーを揃えようと思います。 
コメント (2)
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