パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

地鎮祭までの1時間

2007-05-22 12:14:46 | 第3章】着工への旅
 大安吉日、地鎮祭を行った。
 「前日が雨天だった場合、地鎮祭の1時間前にビニール紐を張って位置確認の準備をしておきます・・」と連絡を受けていた私達は、8時半に現地へ行った。
やった!一番乗り・・と思いきや、営業さんは既にいて、「早いですね~」と言って来た。親父こそ何時に来たのだろう?
時間とお金にルーズは大嫌いな私だが、この人はそういう面では信用出来る。
 土地には、既にテントが張られていて、テーブルと椅子が用意されていた。前日の雨も考慮して頂いた様で、地面には飛び飛びにゴムマットも並べられていた。

 時間が近づくと、何処からとも無く、オジサンが一人二人と増えてきて、それぞれバラバラな場所から眺めている。この人達が誰なのか、サッパリ分からなかったが、乗り入れを造る業者さん・電気屋さん・水道屋さんだった様だ。人が増えるごとに、何だかワクワクして来た。
 監督さんが来ると、長い物差しの様な物を持ってジッと立ったり、測量をしたり、紐を張ったり・・と、益々ワクワクする光景が繰り広げられた。
職人さんは、ホント格好良い☆ 無駄の無い動きが、とても魅力的であった。




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整地

2007-05-22 08:21:12 | 第3章】着工への旅
 外構屋さんには、地鎮祭に間にあう様、草刈・側面と裏のブロック積み・駐車スペースの掘下げをしてもらった。
 除草は、「10㎝くらい掘って根っこから処理する」というケースもあるらしいが、そこまで必要ないかも・・とのアドバイスで刈込みでお願いした。田畑で見かける様な根元が残るものだと思っていたら、土を巻上げながら刈込んでくれたらしく、地肌がしっかりみえるのには驚いた。勿論、刃はつるつるになったらしい。
 草刈作業中、草むらがごそごそし、吃驚して目をやったら、次の瞬間バタバタとキジが飛び発ったそうだ。そして、側には巣があったらしい。
卵はどうしたのか聞いたら、「さぁ・・どうしたんでしょうね?」との事だったので、おそらく裏山にでも・・と思い、それ以上聞くのは止めた。出来れば育ててみたかったが、キジには気の毒な事をした。
 草刈後は、ブロックを積んでもらった。
外構は後回しでも良かったが、経費削減のため、我が家は地盤改良や基礎工事で出た残土を、敷地内で処理しようと考えていた。
その為、土が他所の敷地に流れてしまわない様、基礎工事に入る前にブロックで囲っておく必要があった。
ブロックもとても綺麗に積んでもらった。また、その基礎も丁寧に、頑丈に造ってもらった。
 最後に、整地をしてもらった。
駐車場スペースを掘下げ、その土を敷地に上げてもらったのだが、この地盤は結構厄介である。土の固まりが石の様に硬くなり、小さなユンボ(?)では歯が立たないらしい。掘り返してもらった土は、ガラガラのゴロゴロで、中には漬物石くらいの物まであった。それでも、一生懸命に砕いてくれた形跡があり、こちらも良い出来だった。

 

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タッグ マッチ

2007-05-22 08:17:44 | 第3章】着工への旅
 外構工事に入る前、大成の営業さんから電話があった。
「スムーズに工事に入るため、外構屋さんと打合せをしたい」との事。許可を得て、外構屋さんの連絡先を伝えた。
折り返し営業さんから「明日の10時から、現地で打合せる事になりました」と連絡を受け、翌日、暇だった私も現地へ出向いた。

 現地には、集合時間より15分早く到着したにも関わらず、大成(営業さん&監督さん)も外構屋さんも揃っていて、既に打合せが始まっていた。 さすが!
後は、細かい確認や希望を伝えただけで済んだが、業者間のやり取りは、とても真剣で、お互い「ウチは良い仕事しまっせ!」という空気が流れていた。
 
 営業が監督を捕まえ、「最後の整地は、ちゃんと綺麗に仕上げが出来るのか?」と言いだした。
心外だ・・と言わんばかりの監督は、「・・?・・。いつもちゃんと整地してお引渡ししていますが。一体どういう意味ですか?」と反論。
私は、重箱の隅をつつく様な営業(これは顧客に対する営業のポーズだと思っているが)に、「親父~もう良いから・・。気持ちは有難いけど、この監督はちゃんとした人だってば~!」と思いながら、「宜しくお願いいします!」と頭を下げていた。
 外構屋さんは、黙ってその様子を見ていたが、「営業さんのお客様に対する気持ちは、聞いていて良く分かりました。お互い良い家が出来る様に頑張りましょう」と言い、その場が収まった。
 
 滅多に見られない面白いやり取りだったが、両社お互いがどちらとも無く「今日、こういう場を設けて頂き有難うございました。お陰でスムーズに工事に入れます。今後とも宜しくお願いします。」と挨拶を交わしていた。
私は業者間の信頼関係を、気持ち良く見届ける事が出来た。



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