パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

男親ひとり

2009-03-10 15:11:35 | ちょっと寄り道=独り言=
 母が亡くなり、妹が結婚し、私が結婚し、レオ(犬)が死に…。
父は、5年前から独り暮らし。

ま、お陰さまで、元気にやっているみたい。
娘としては“親が元気でいてくれる事”は、何よりも有難い。

 
 お隣のお母さん(他人様ね)と、以前こんな話をした事がある。

「東京の長男が『年を取って来た事だし、一緒に暮らそう』って
言ってくれた時期があったんだけど、環境がまるで違うし、
マンション暮らしなんてしたことないし、行けなかったわ…。
でも、声を掛けて貰えるうちに行かないと、タイミングを逃しちゃうからね…。
それにね、(嫁いだ)娘も、人生良い時ばかりじゃないから、
何かの時の為に“自分の家”にいてやらないとね…。」

うん…。 なるほどね…。 
年を取り過ぎてからの転居は心身に負担だし、
かと言って、ピンシャンしているうちから東京の息子の所へ…というのも
気分が乗らない…というか、腰が上がらないだろうな…。
人生“タイミング”って重要だよね…。

そして、娘の心配。
要するに「夫婦生活が破綻した場合」の事を言っているのだろう。
聞いていて思わずハッとした。 

親って有難いものだね…。
70超えてもなお、自分の事より娘の事を心配しているなんて…。

考えもしなかったけど、
親がいてくれる事は、有難い。
たとえ家が無いとしても、
受け止めてくれる“親”の存在は、本当に有難い。


 ・・・とまぁ、一応分かっている。


 だが・だが・だが …、
実家に行くと、まぁどうよ
汚い・汚い・汚い~~~~~

階段なんか、足を着く真ん中の部分だけ綺麗で、
両サイドは、綿ぼこりが“こんもり”と積もっているのよ。
各部屋だってそう。
よく生きてるね~…って感じ。
       

水周りは、もっとヒドイ
もうさ…、ヘドロ?…っていう状態に近いなんてもんじゃない。
うげ~~~…って感じで、気絶しそう。
       


 毎回、実家に行くたんび(度)に言っているのよ。
「ちょっと 掃除しなよ」 って。

でも、ちっとも綺麗にしない。
「いいわ~。死にゃぁせんで~。はよ帰ってけ~。」

行く度に・思い出す度に、
“あのクソ親父め~” …と頭にきている私。


 以前は、1回/月ペースくらいで、
ちょっとした掃除や片付けに行っていたんだけど、
妹が出産してからは、子守りに出動する必然性の方が高く、
実家の掃除からは、すっかり遠のいていたんだよね…。

ソフトボールや旅行が出来るくらい元気なんだから、
掃除くらい自分でやれ!!! …って感じなんだけど、
好きじゃないんだろうね…。
母親(お婆ちゃん)の教育が悪かったんだろうね…。
私の母も苦労したと思うわ…。
などなど、しみじみと考えてしまう。


 そんな訳で、
今日は、実質3時間、みっちり掃除をして来た。
自分の部屋=しっかり。
妹の部屋=適当に。
階段=普通に。
洗面所=途中までで力尽きた。

お駄賃なのか、
父は途中で、喫茶店に連れて行ってくれた。
ついでに、結構高級だった(1万円らしい)…という腕時計もくれた。

ありがとう…
でも、それはいいから、掃除して

頼むから、
掃除をしてくれ~


 はぁ…。
また時間を作って、掃除の続きに行かなくちゃ…


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