梅雨の頃に咲く純白の花は香りも強く、この時期の特徴的な花です。
秋になると花のあとに黄色い実を沢山つけます。
この実は一見して時間と共に口が開きそうですが、決して開く(割れる)ことはありません。
それで、「口が開かない」「口がない」ということで、クチナシという名前がつけられたといういわれもあります。
しかし、実をつけるのは一重のクチナシで、八重のクチナシには実ができません。
それでも、ヤエクチナシと名付けられています。
6この花には様々な花言葉があるようです。
主なものだけでも、「清潔」「洗練」「優雅」「喜びを運ぶ」「私は幸せ者」など素敵なイメージが伴います。
もっとも、「死人に口無し」とか「嫁入りの口なし」などと忌み嫌うものに例えたりすることもあり、言葉が勝手に一人歩きするのも特徴です。
それでも私は、この花が好きです.
現在2つの種類が咲いていますが、実をつけるの一重のクチナシは既に盛りが過ぎて茶色くなった花も見られます。
もう一つのヤエクチナシも開花を始めました。
こちらの方が香りも強く、未だ低木ながら周囲に素敵な香りを放っています。
-S.S-