館山の戦跡と「かにた婦人の村」の『噫従軍慰安婦』碑
安房文化遺跡フォーラムの案内で、館山海軍隊の航空掩体壕座を見、同じ海軍航空隊の赤山地下壕跡を見た。
今回は、参加者27名の多くが高齢者だった。
碑のある場所までは全員、到底行ける話ではなかったと思う。
「かにた婦人の村」は古くなって、建てかえの寄付を全世界に募っていたという。
安房文化遺産フォーラムの池田氏は歴教協の会員として、現在も館山で活動を続けている。
館山地域の戦跡の遺産を活用したり、その他の遺産をなどを活用し、座学で後世に歴史を伝えている。
それ自体立派なことだと思う。
今度の一泊研修旅行の安房・館山方面は新型ウイルスのため3年越しの計画だった。
戦跡めぐりや座学を訪問することを主目的としていた。
訪問地の館山には「かにた婦人の村」の「噫(ああ)従軍慰安婦」の碑がある。
安房文化遺跡フォーラムで座学(講演)をしてもらうことにしていた。
池田さんは「かにた婦人の村」のことをお話の中に入れていいですかと言う。
「かにた婦人の村」には二度行っている。
一度目は「従軍慰安婦」の碑だけを郷土全協の仲間と訪れたときだ。
きつい坂の上にある碑だった。
あらかじめ連絡をとって行かないとのことで注意された。
「かにた婦人の村」の敷地内に入ることになるからだ。
しかし、「噫従軍慰安婦」の碑は一般訪問者が自由に見ることができればよいと思っている。
二度目は「かにた婦人の村」で話を聞いている。
ロラネットのグループに同行している。
三度目の今回は、「かにた婦人の村」には行かなかった。
今回の安房・館山一泊研修旅行の中心は、安房文化遺産フォーラムの座学を聴くことであったからだ。
(つづく)
ーY.Kー