郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

「女帝 小池百合子」(石井妙子著)を読み終えて

2024年07月06日 | 日記
この本に書いてあることが本当ならば(私には本当に思えますが)、小池百合子という人は「大噓つき」、「詐欺師」と呼んだ方が良いと思います。

よく言われる「息をするように次から次へと噓を吐きだす人」のようです。


人の体験を自分の経験のように話を作り、母親が亡くなる時、11日間家で看病したら、「自宅で親を看取る」という本まで出し、選挙のたびに「私は自宅で母を介
護し看取った。その経験を政治に活かす」と発言。

子宮筋腫の手術を受け、「私は子どもを持ちたかったが、子宮筋腫になり諦めなくてはならなくなった」と語るようになる。
しかし、手術を受けたのは46歳になる直前で、彼女は独身だった。


選挙になると緑のスーツを着込み「環境を守ります」とポーズするが、神宮外苑の伐採計画を認可したのは東京都知事・小池百合子だ。


辺野古への米軍基地移設案で、埋め立て面積の少ない滑走路海上浮遊案に対して、防衛大臣になった小池百合子は1度却下された浅瀬案を蒸し返した。
浅瀬案なら埋め立て面積も広くなり、地元の土建業者が潤い、沖縄の政財界もそれを歓迎したからだ。

浅瀬案に反対して小池に更迭された守屋武昌元防衛事務次官は言うー
「環境大臣をした人が、平然とサンゴ礁を埋め立ててしまえばいいと言う。その感覚が不思議でした」。



「自分を売り出すために環境や周囲をダシにし、政財界と結びつく人=小池百合子」像が、この本でこれでもか、これでもかとわかった。

この人は政治家になるより物語を創り出す作家になれば、こんなに世の中を悪くしなかったし、本人も学歴詐称をいかに誤魔化そうかと悩まなくてすんだだろう。
身から出た錆ではあるが…。



問題は、こんなすぐわかるような「大嘘」に簡単に騙されてきてしまった私たちだ!!

こんな人をまたもや都知事に当選させてはいけない、私たちの大事な税金をこういう人たちの甘い汁にさせてはいけない―
とつくづく思った。




-K.I-

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