郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

花の好みに違いはあれど…😢

2019年06月05日 | 日記

我が家の門柱(と言っても柱も扉もないが)付近にちょっと珍しい花がある。

ブラシノキという、まるで瓶を洗う際に使うブラシのような花が咲く。

 

花の色は輝くような赤❗️

とは言っても、花弁は小ちゃな緑色でほとんど目立たない。

赤い一本一本の花糸の集まりが目立っている。


原産地はオーストラリアとか

フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木という説明がされている。

けっこう暑さに強く、5月から6月にかけて花を咲かせ、一年中青々としている。

 

この植物はこの地に越して来た際に、娘夫婦が外構工事を依頼して業者さんに植えてもらったものだ。

だから、私たちが選んだものではない。

 

しかし、植えられてから数年経つとどんどん背が伸びて花も咲くようになった。

これが、とっても綺麗な目立つ花だったので愛着も出てきた。

因みに、業者に発注して植栽をしてもらっても、メンテナンスは全て私たち親世帯が受け持っている。

 

玄関までのアプローチにはハーブ系の植栽をしたが、それも含めて土が深くまであるわけでもなく、狭くて浅い地面に作られた植栽だ。

田舎育ちの私には全く理解のできない、都会風の小綺麗なエントランスを設計したのだ。

外構から内部設計まで、自分たちで基本デザインを提案して業者に委託したものだ。

 

普段は全く水やりや草抜きや剪定もしないくせに、時々「枝がちょっと伸び過ぎ!切った方がいいんじゃない」とか文句をつけてくる。

 

それが、今回は自分でやってしまったのだ。

 

一週間ほど前から咲き始め、枝も垂れて趣ある風情を表しているその花を写真に撮るのが楽しみだった。

特に、雨上がりのブラシノキの花は一層魅力的に見えた。

 

ところが、ある日の週末に帰宅したら、門柱付近に垂れ下がっている枝がない。

枝どころか、これから満開に咲き誇ろうとしていたブラシノキ自体が小さくなっていた。

妻に聞いたところ、娘が切ってしまったという。

「通るのに邪魔になるし、私あの花の色が嫌いだから」だそうだ。


信じられない!

自分の好みで勝手に切るな!

それも、これからが最盛期を迎えるという時に

腹が立って仕方がなかったが、妻も同様な気持ちで苦笑い……

 

-S.S-

 


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