郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

緑がなくなった!(8) ー工事を見守るー

2018年09月21日 | 日記
業者によって示されていた工事日程は大幅に遅れているようです。

季節は秋に向かい吹く風の方向も変わりつつあります。
真夏を迎える頃は南寄りの風が多く、工事現場の北側の住宅の方々が口々に被害状況を語っていましたが、今は現場の南側の住宅に砂埃が飛ぶようになりました。
当然、南側に隣接する方からは怒りの声が聞こえてきます。

また、土を移動するための大型重機が稼働すると、まるで地震が来たかと思うほどの地響きがするのです。

先日、現場で働く人たちの様子を見学していて気付いたのですが、多くは外国人労働者たちでした。
監督と重機の運転手は日本人のようですが、資材を運搬したり細かい手作業はほとんど外国の方のようです。
交わす言葉から分かりました。

広い敷地の工事ですが、日によっては工事に携わる人が数人ということもありました。
これでは容易に工事が進みません。
おまけに、一度完成した道路の縁石工事がやり直しになったり、数日間連続で工事がストップしたりちぐはぐな様子も見られました。

この宅地造成を請け負っている会社もそう大きい感じではなく、責任者という方もほとんど姿を見せず、順調に営業できているのか気になります。

色々と問題はありますが、ここまで来ると一日も早く住宅地になってほしいと思うようになりました。
それは、近所の方々と話していても同様です。

緑がいっぱいだった以前とは大きく変わりますが、まるで砂漠のような現状よりは家が建って少しでも緑化された方が良いに決まっています。

それにしても、専門の技術とはすごいものです。
測量しながら下水管の位置を決めて大きなコンクリートの枡を埋設したり、擁壁を造ってひな壇型に造成したり、見ていて飽きないばかりか感心してしまいます。

事前の説明もなく緑が破壊されていった怒りから、今は興味を持って工事を見守るまでになってしまったのです。






-S.S-

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 清水良雄絵本展ー34 | トップ | 鎌倉の子どもー10 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事