「コロナ」状況下での子どもの生活は日仏で対照的だ
フランスの孫は学校再開したものの未だ登校はしていない
今のところ登校は各家庭の自由意思に委ねられているからだ
日本の孫は今現在は再開されず週一の20分程の登校日だけ
課題は毎日決められているものの圧倒的に多い自由時間
毎日昼食後は友だちが決まったようにやって来る
遊ぶ場所は自宅周辺に限られてはいるものの
飽きる様子なく次々に色んな遊びを考える
野球遊びが基本だがこれまたかなり工夫をしている
先日から少しずつ始めているのが秘密基地づくり
段ボールを持ち寄ってガムテープで繋いでいくだけだが
材料は容易に揃わないから数日かけての作業となった
もちろん私たち大人が資材と道具の準備には協力をする
初めのうちは屋外駐車場でやっていたがある時に強風が吹いた
それを機に我が家の玄関内に作業場が移動してきた
もう完全に玄関は段ボール小屋に占領された感じだ
作業開始の5日目にしてついに屋根が出来上がったようだ
「これで屋根を付けたら完璧に三密だな!」冗談が本当になった
今日は友だちと3人で中に入っていたのでまさにサンミツ状態
秘密基地完成を祝ってかその前で今度はデュエルマスターカード遊び
そして時々は段ボール部屋に入ってペチャクチャとお喋りをする
3人の内で1番年下の子が言う「ずっと学校が始まってほしくないよ!」
6月から学校が再開するという情報に彼らは不満を露わにする
親や教員がどう考えようと彼らは今の生活を満喫しているのだ
地域や家庭によっては一様ではないだろうが孫っ子たちは今に満足
「新しい日常」なんて大人たちは真面目な顔して言ってるが
子どもたちは既に今までにはなかった新しい日常を過ごしているのだ
願わくはフランスの孫も一日も早く外でのびのび遊んでほしい
-S.S-