郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

緑がなくなった!(1)

2018年05月20日 | 日記
2011年、大震災の年の7月に今の地に転居しました。
東側が松と竹の林となった小高い丘になっていました。
そんな緑に恵まれた静かな環境が気に入り、人生9度目の引越しをして永住の地に決めたのです。









通りに面して桜の木も何本かあり、季節を感じさせてくれました。
更に反対側に回ると八重桜の木が連なっていて、近所の人々の憩いの場でもありました。
また、小鳥のさえずりや蝉の鳴き声、まさに自然環境に満たされていました。

筍のシーズンには、林の持ち主だったご高齢の女性から掘ったばかりの筍をお裾分けして頂いたこともあります。

そんな緑の林が、ある日突然に破壊され始めたのです。
とは言っても、ある意味で予測されたことでもありました。

筍をいただいた際に、「こんな素敵な林があって喜んでいます」と言う私たちに、
「私が生きている間は大丈夫ですよ…」というご返答。
その方が、お亡くなりになったという話が聞こえて来てから1年と少し経った頃、
林では土地の測量が始まりました。




その後、ほとんど時をおかず工事関連の告知板が道路に面して立てられました。
なんと、22戸の住宅が建てられるとの計画。

ある程度の予想はしていたものの、近隣の私たちには何の予告も相談もないままに一方的な緑地開発行為が始まったのです。
(つづく)


-S.S-




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