郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

孫っ子との日常ー32(通知表)

2018年10月24日 | 日記
先日 3年生になる孫の学校が前期日程を終了したようだ
夏休みに入る前日に「通知表」をもらって来ないから分かったが
彼の学校は二期制ということだ

元教員の私の感覚で言うと
通知表を子どもに渡したら翌日から長期休業に入る
当然 子どもたちもしばらく登校しない日が続く

夏休み! 冬休み! 春休み!
この休みが学校生活における一区切りとなる
そして この休みこそ学校の日常から解放された天国となる

長期間の休みは 子どものみならず教員だって嬉しい
日頃できなかった事ができるチャンス
ここでリフレッシュして次期に備える

良くも悪くも学校において子どもと教員は運命共同体!
共に悩み がんばり 悲しみ そして喜ぶ・・・
社会から隔離された空間の様で 実は社会そのもの

学校ってそんなものだった・・・

ところが 二期制は何のメリハリもない只の区切り
終業式も始業式もない
別に儀式などは要らないが 要は気分転換できるか否かだ

二期制だっていい
だったら せめて終わったら1週間程の休みが欲しい
やる気は気分の問題だからだ

彼の学校の教員や子どものモチベーションはどうなのか?

3年生になって初めてだ 自分から通知表を見せに来たのは
それもそのはず 一番左(とても良い)の丸の数が去年より増えていた
担任が変わると評価の視点も変わるものだ



私が最も注目したのは道徳の欄
うーん なるほど 先生上手に作文したな・・・
数値評価はもちろんないが どの子にも使えるこの文章

今年から始まった教科道徳への対応として
担任としての抵抗だと思えば 思える
「一さつのおくりもの」もしかしたら教科書じゃなく副読本を使用したのかもしれない・・・


(作:森山 京 絵:鴨下 潤 2012年 講談社)

教員をやめても やっぱり学校の日常が気になる

通知表を見せに来た彼には もちろん声をかけた
「おー!すごいね がんばったねー!」と

-S.S-

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